TOBEは“音楽”とともに被災地へ寄り添う 「Be on Your side」に想いを託し、信じ続けるエンタメの力
「立ちはだかる現実を前に、一人ひとりができることは小さいかもしれない。それでも私たちには音楽がある。」――TOBEによる支援プロジェクト「Act for HOPE PROJECT」には、この言葉が刻まれている(※1)。
2024年、令和6年能登半島地震を受けて立ち上げられた「Act for HOPE PROJECT」。この度、TOBEは同プロジェクトの一環として、令和8年熊本地震の被災地への復興支援活動を行うことを発表した。滝沢秀明は今回の支援活動について、「僕らにできることはないかとすぐに頭をよぎった」(※2)とコメントしている。滝沢だけでなく、Number_iの神宮寺勇太をはじめとした所属アーティストからもすぐさま連絡があったという。
迅速な動きの背景には、TOBEがこれまでも被災地と向き合い、支援を続けてきたことが挙げられるだろう。令和6年能登半島地震の際には、所属アーティストが被災地へ向かい、被災者と直接触れ合った。現地の報道によれば、当日は避難所で温かい食事を振る舞ったという。
滝沢自身もまた、これまでにも被災者に向けて積極的に手を差し伸べてきた。東日本大震災発生以降、タッキー&翼として宮城県石巻市で無料ライブを開催していたのもそのひとつ。ライブに加えて、子どもたちとの交流を続けてきた。実際に足を運んで必要な物資を届けながら、滝沢、そしてTOBEが大切にしてきたのがエンターテインメントの力を通じて寄り添うことだったのだ。
その象徴とも言えるのが、「Act for HOPE PROJECT」のテーマソング「Be on Your side」である。Number_iが作詞を担当し、三宅健、北山宏光、Number_i、IMP.、大東立樹の13人が“to HEROes”名義で歌唱した同曲は、TOBE所属アーティストによる合同コンサート『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』にて初披露された。
「Be on Your side」は2024年3月に配信、5月にCDとしてリリースされ、その利益は被災地支援に充てられた。また、同年8月には石川県輪島市立輪島中学校の生徒を招いての復興チャリティーイベント『Act for HOPE to HEROes PROJECT in TOKYO DOME』も開催。スポーツ企画とライブで構成されたイベントを通じて、子どもたちにひとときの笑顔を生み出す時間を作った。
エンターテインメントの力で笑顔を届けること。その想いを今受け継いでいるのが、TOBEのTRAINEE(研修生)5人で結成されたグループ・wink firstだ。今年3月から“熊本地震10年復興イベント スペシャルナビゲーター”を務めてきた彼ら。2016年の熊本地震から10年というタイミングで、復興への歩みを伝えるだけでなく、出来事を風化させず次の世代へ記憶を繋いでいく役割も担っている。
令和8年熊本地震を受けて、wink firstは「Be on Your side」を歌唱し、チャリティーCDとして届けることが発表されている。「Be on Your side」で描かれているのは、遠く離れた場所にいる“君”へ向けた温かなメッセージだ。〈Just just be on your side/君は歩き出せるから/僕が そう僕は/背中を押すよ この声で〉と歌われているように、ただ「頑張れ」と背中を押すのではなく、すぐそばで見守っていることを伝え、歩き出す力を届ける。物理的にすぐ近くにはいられなくても、音楽なら声を通して寄り添うことができる――そんな想いが感じられる楽曲だ。
滝沢によれば、タイミングを見計らいながら現地での支援も検討しているという。災害が起きたときに必要な支援を届けること。自分にできることを通して勇気を与えること。そして、時間が経ってもその出来事を忘れず、記憶を繋いでいくこと。一人ひとりができることは決して大きくなくても、そこに寄り添う想いがあれば、誰かの心に届き、そっと背中を押すことができる。そんなエンターテインメントの力を信じる滝沢やTOBEアーティストの想いは、今この瞬間も熊本への支援に繋がっている。
※1:https://tobe-store.jp/pages/act-for-hope-project
※2:https://hochi.news/articles/20260806-OHT1T51295.html?page=1


























