さまぁ~ず、ラブソングに感じる時代の変化 『ミュージックジェネレーション』レギュラー化に喜び

 さまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ)がMCを務め、これまで13回にわたって特番として放送されてきた『ミュージックジェネレーション』(フジテレビ系)。同番組は、視聴者アンケートで昭和、平成、令和それぞれの世代の“定番ソング”を調査してベストソングを決定し、フジテレビの保有する貴重なアーカイブ映像やMV、ライブ映像などとともに楽曲を紹介する音楽バラエティだ。特番として好評を博していた同番組が、今春の番組改編でついにレギュラー化することが決定。4月11日19時より放送を開始する。

 記念すべきレギュラー化1回目の放送に先立ち、3月11日に初回放送分の事前収録が行われた。それにともない、番組MCを務めるさまぁ~ずの大竹と三村、フジテレビアナウンサーの井上清華がメディア向けの取材会に登場。番組に関する各種メディアからの質問に答えた。

さまぁ~ず

 まず、初回の収録を終えた感想を尋ねられると、大竹は「素晴らしかったですね」「見たことない映像ばっかりで。全部いい曲だったんじゃないですかね。各世代の人、みんな熱があるからそれもおもしろかった」と、今回の収録に大きな手ごたえを感じた様子で満足そうにコメント。三村は「特番を重ねて、ずっと評判が良かった。(その評判の)まんまなんで」「(レギュラー放送となることで)変わって変になっちゃったな、という失敗がなくて」と、特番時代の良さを引き継いでいることに言及。さらに、「安心して家族で見れる。50歳、20歳みたいな家族とかね。70歳、40歳、10歳でもいいですね」と、家族の会話を生む番組になることをアピールした。

 特番からレギュラー化したことについては、大竹も三村も知らせを受けたときに驚いたそう。ただ、それ以上に番組の制作スタッフが大喜びをしていたことが印象的だった様子で、三村は「スタッフの人も、やっと念願叶ったみたいで。良かったですよねって。『こんな幸せな新番組はない』って言ってたから、スタッフが」と、笑顔で回想した。井上も、番組やさまぁ~ずへの印象は変わらず、朝の情報番組とは大きく異なった緩い空気の中でまるで実家にいるような心持ちで収録に臨んでいることを明かし、大竹や三村から「よく嚙んでるもんな」と突っ込みを受けて笑いを誘った。

 初回の収録では、100曲を超える映像が流れたことに記者が言及すると、大竹も三村も「1番縛りでたっぷりカラオケをやった後みたい」と収録後の心境を告白。番組内ではフジテレビの秘蔵映像も新たに蔵出しされたそうで、三村が「松田聖子さんのセクシーな感じとかね。同じ曲の違う日の映像がある」と語ると、大竹がすかさず「聖子ちゃんカットの完成系じゃないやつも(見れた)。あれ、もっと膨らんでくるから」とコメントして会場を沸かせた。

 番組内でさまざまな年代の曲を聴いて感じる変化について問われると、三村は「ファッショナブルになっている。令和になるにつれて」「昭和ってね、(MVは)タイトルが太くて。作詞作曲(のクレジット)が下に出てくる」と、世代ごとに異なる楽曲やMVのイメージについて語り始めると、大竹が三村の言葉を引き継いで「(タイトルや作詞作曲者名が)どっかんと真ん中にありますからね」とトーク。さらに大竹は、最近のラブソングは歌詞に変化を感じるといい、「(昔は)俺について来いみたいなラブソングが多くて。今はそんなにない。『いいすか、僕が告白して』という感じのものが多い」と番組収録を通じて感じた楽曲の変化について語った。

 また、レギュラー番組の収録を通じて感じた、大竹と三村の互いに頼りになる部分について問われると、三村はすかさず「大竹の奥さんは元フジテレビの人なんで。フジテレビには強いですよ。心強いです、そういう面で」とコメント。大竹は「プロデューサーが同期だから」と一瞬ボケつつも、「(今回の記者の質問は)そういう話ではない」と突っ込みを入れて、場を再び笑いの渦に巻き込んだ。

さまぁ~ず、井上清華

 最後に、MC務める3人から視聴者へのメッセージが語られた。三村は「本当にいろいろな世代の歌が毎週必ず流れるので」「『ザ・ベストテン』とか『夜のヒットスタジオ』みたいに、毎週のように同じ人が出てきてもいいんじゃないかなと。スタジオのおしゃべりをなるべく減らして、木曜夜7時は歌をいっぱい聴こう。そんな時間になれば」と番組に期待することをたっぷりと語った。

 大竹は多彩な楽曲が次々と流れる番組の特徴を踏まえつつ、ちょうどお風呂に入ろうと考え始める人も多い時間帯であることから「(この番組を見ていたら)お風呂入ってる時間はないですね」とコメント。三村が「20時からのかまいたちの番組(『街グルメをマジ探索!かまいまち』)でお風呂に入ればいいじゃない」と提案すると、井上アナが「さっきは同じ曜日の後の時間帯に放送される番組だから、『ライバルというよりも友だちだ』って言ってたのに……」と冷静に突っ込みを入れる。最後に井上アナが「各世代のプロフェッショナル、ゲストのみなさんに来てもらって教えてもらえる番組」「今日もあるバンドの曲を見て、この時代に行ってみたかったなと思いました。こちらではゆるっと楽しくやっていますので、見ていただけたら嬉しいです」というメッセージで締めて、取材会は終了した。

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