中丸雄一、加藤シゲアキと振り返る感慨深い20年間 「まだ揉まれてるタフな世代」
KAT-TUNの中丸雄一が自身のYouTubeチャンネル「中丸銀河ちゃんねる」にて、「中丸雄一【加藤シゲアキとアフター焼肉】直木賞候補作家と㊙️トーク」を更新。NEWSの加藤シゲアキと、YouTubeやNEWS20周年について語り合った。
雑誌『+act.』で中丸が連載している「中丸の部屋」にゲストとして登場した加藤。今回の動画はその撮影終了後に行われた、焼き肉を食べながらのアフタートークを収めたものとなっている。
小説『なれのはて』が『第170回直木賞』にノミネートされた加藤と、『山田君のざわめく時間』で漫画家デビューを果たした中丸。誌面の1万字インタビューでは、グループのこと、作家活動についてたっぷり聞いたという中丸に、加藤は「いつも通り、仕事っぽくなかった」と感想を言う。最近、中丸は加藤に会うたびにストーリーの作り方を聞いていたようで、「いつも聞いてくるけど、いつ(漫画が)出るんだろうと思っていて。このたびはおめでとうございます」と労いの言葉をかけた。
中丸のX(旧Twitter)の投稿をまねて、加藤がアクリルスタンド風の写真にチャレンジした話や、二人の出版元である講談社に加藤の懸垂幕があったことなどの近況を語り合う2人。
中丸が「YouTubeはやらないのか」と聞くと、加藤は「やりませんかって言ってくれてる人はいるんだけど、勇気が出ない。中丸くんの動向を見てる」と回答。中丸は「やってみて良かったのは、昔喋ってたのに最近会っていないとか、結構いるじゃん。そういう人に“撮影だから”と言っちゃえば会って話せる。メリットはあるよね」とアドバイスした。
加藤は「やっぱり小説やってるデメリットは、あんまりメディアに露出できない。制作時間を結構持ってっちゃうから、断ってるわけじゃないけど物理的に無理みたいなことがある」と作家との両立の難しさを述べつつ、「でもやっていかないとね。NEWSとしても考えつつ、自分のことをもっと知ってもらう努力をしないといけない。本を売るのと同じくらい、加藤シゲアキを売らないとダメだなと最近思う」と素直な胸中を語った。
NEWSが20周年を迎えたことにテーマが移ると、「僕らと、KAT-TUN、SUPER EIGHTさんは、もともと同じYOU&Jという(合同)ファンクラブだった。ほとんど僕より先輩だけど同期感。メンバーが変わりつつも20周年やってきたんだな」と振り返る加藤。「そう考えると揉まれたね」と中丸がコメントすると、「揉まれたし、まだ揉まれてる。そう意味ではタフな世代かもしれない」加藤も同意した。中丸は「今となっちゃこういうストーリーで良かった」と感慨深げに語ると、加藤も「時間が経つとね。当時は大変でした。いろんなことがあって感慨深いです」と話した。
そして中丸は、各グループが集まるイベントをやっていないことに触れ、年に1回でもいいからやりたいと提案。加藤も「ああいう時に会える感じいいよね」と賛同する。さらに加藤は、「カウントダウン(ライブ)のリハで中丸くんが、『シゲさん(加藤)、ストーリーってどうやって考えてるの?』って。毎回聞いてくるのはいいけど早く出してよ、みたいな(笑)」と当時のエピソードを語り、漫画家デビューの裏には加藤のアドバイスがあったことも明かした。