森雪之丞、70歳の誕生日に初の自選詩集『感情の配線』発売 ゲスト迎えた朗読イベントも開催
森雪之丞が、自選詩集『感情の配線』を自身の誕生日である1月14日に発売した。
本作は、1994年に初めての詩集『詩画集 天使』を発売してから30年の間に出版された5冊の詩集から、森雪之丞自身が時間をかけて撰した42篇と、今作のために書き下ろした1篇が収められている。
森雪之丞という名前に見覚えがある人、作品に触れている人の数に比して、“詩人”としての活動はあまり知られていないからこそ、「70歳を機に自分にカツを入れよう、これまでアーティストに託してきた言葉を自身に託してみよう」とこの詩集を上梓したという。
今作では、読み進めるとまるで旅をしたような満足感を得ることができたり、自身の心の奥底に眠っている感情を大きく揺さぶられたりと、1冊の詩集に豊かな時間が拡がっている。これまで詩集を読む機会が少なかった人も楽しめるエンターテインメント性もあり、雪之丞ならではの「言葉のビート」を感じられる詩も複数収められている。
連弾詩集を共著、森雪之丞が立ち上げたポエトリーリーディングの中でも新しいシリーズ『扉のかたちをした闇』のパートナーでもある作家の江國香織が、今作の帯に“こんなふうに言葉と遊べる大人は希少生物であり、詩人目機知科雪之丞属永遠の少年種に分類される。(以下、略)”とコメントを寄せている。
また、1月25日に出版を記念して代官山 蔦屋書店にてイベントを開催することが決定した。ゲストに猪塚健太、牧野由依、礒部花凜を招いてポエトリーリーディングの魅力を届ける。イベント参加チケット、及びオンライン参加チケット付き書籍は、1月13日17時より発売中。
森雪之丞コメント(あとがきより抜粋)
詩を書いていると、幾つもの感情を配線しているように思う瞬間がある。
“寂しい”はいつも“儚い”や“虚しい”に伝送されてしまうし、コンデンサは
生きているうちに“怒り”を貯め込んでしまう。その“負”の集積回路をいかに
洒落のめし捻じ曲げて、多少強引に“光源”へと導くか。それが詩の役目のひと
つかも知れない。
■書籍概要
森雪之丞自選詩集『感情の配線』
発売日:2024年1月14日
価格:2,750円(税込)
サイズ:四六判横
ハードカバー/布装
120ページ
装画:森まりあ
【収録内容】
森雪之丞自身がこれまでに発売した5冊の詩集から厳選。図形詩、戯曲詩を初の書籍収録
<目次>
詩I 14篇
図形詩 10篇
詩Ⅱ 13篇
戯曲詩『夢と旅の図式』5篇による連作詩
詩Ⅲ「生きる、あなたに泣いてほしくて」
■イベント概要
森雪之丞自選詩集『感情の配線』発売記念イベント
代官山 蔦屋書店スペシャルSeason.1森雪之丞トーク&リーディング
出演者:森雪之丞(著者)
朗読ゲスト:猪塚健太、牧野由依、礒部花凜
日時:1月25日(木)19:00~(開場18:30)
会場:代官山 蔦屋書店 (詳細は当選者のみにアナウンス。)
【チケット】
1.[会場参加チケット+書籍]:2200+2750=4950円(税込)
2.[オンライン参加チケットのみ]:2000円(税込)
3.[オンライン参加チケット+書籍+送料]:1800+2750+500=5050円(税込)
【チケット販売期間】
1.[会場参加チケット+書籍]※整理番号順入場(自由席)
1月13日17:00~1月17日23:59(当選連絡1月18日17:00)
2.[オンライン参加チケットのみ]/ 3.[オンライン参加チケット+書籍+送料]
1月18日17:00~1月25日19:00
チケット購入:https://store.tsite.jp/daikanyama/event/magazine/38141-1813090106.html
■関連リンク
・森雪之丞Official Website:https://www.mori-yukinojo.com/
・森雪之丞自選詩集『感情の配線』特設ページ:https://www.mori-yukinojo.com/emotional_wiring/
・Official Website(コーポレートサイト):https://www.amuse.co.jp/artist/A0027/index.html
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