Kアリーナ横浜、会場退場時の混雑についてコメント 新設デッキ完成は1年後に

 Kアリーナ横浜が、会場からの退場についてのお詫びと報告を公式サイトにて掲載した。

 Kアリーナ横浜は、今年9月29日に横浜・みなとみらいに開業したばかりの施設。現状、会場からの退場には課題があり、「歩道上の安全や雑踏事故防止の観点から歩道へ出る箇所への出場規制を行うことにより大変時間を要し、ご来場の皆様に大変ご迷惑をお掛けしていることをお詫び申し上げます。加えて、当施設でのライブ・コンサートの余韻を楽しむべき退場時に、ご来場の皆様がご不快な思いをしていること慚愧に堪えません。また、近隣住民の皆様や近隣施設をご利用の方にも一時的に歩道が通行しづらくなる等のご迷惑をおかけしていることを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪。

 さらに「歩道上の誘導員の不足やみなとみらい歩道橋手前での滞留について、多くの皆様からご指摘をいただいており、逐次、誘導員の追加や誘導方法について改善を行ってまいりました。今後、比較的混雑の少ないみなとみらい駅方面へのルート案内や横浜駅までの複数のルート案内など、イベント主催者と連携し安全で円滑な退場ルートへの案内に努めてまいります」とした。

 現在、同施設を含む周辺エリアは、横浜市によって観光やエンターテインメントを軸とした賑わいのある街づくりが進められているという。それに伴い、横浜駅からの来街者の増加に対応すべく、横浜市が高島水際線デッキ(仮称)を整備しており、新設デッキが完成すると、横浜駅方面へのルートが新たに確保できる。同施設は、早期供用開始などについて、横浜市と協議や調整を重ねているが、横浜市によると、新設デッキの完成まではあと1年程度を要するとのこと。

 同施設は「ご来場いただいた方々やこれからご来場いただく予定の方から、ご不安や改善のお声を頂戴していることを真摯に受け止め、今後も当施設の運営改善に取り組んでまいりますので、ご理解のほどお願いいたします」と、利用者への理解を求めた。

Kアリーナ横浜 公式サイト

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