『第74回NHK紅白歌合戦』初出場者が意気込み語る　MISAMOは後輩 Stray Kidsを激励

　昨年まで3年連続で司会を務めてきた大泉洋は「誰よりも『紅白』への愛情は深いと思っている。スタッフの人には何でもやりますと伝えたいです」「もし『やっぱり司会をしてほしい』ということであれば、ずっとそこ（司会席）にいてもいい。何でもしたい」と番組への愛を語った。北海道出身として知られる大泉。地元へのメッセージを求められると「今年は司会ではないということが発表され、寂しく思う方がいらっしゃったかと思う。今回“大逆転”で歌手として出場することになったので、また今年も緊張する大晦日になると思う。みなさん、手に汗握って新しい年を待っていただければ」と話した。

　キャンディーズ以来46年ぶりの出場となる伊藤蘭は「キャンディーズはNHKで作ってもらったグループだと思っている」「“戻ってきたな”という感じがする」と久しぶりの出場を喜んだ。出場についてNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演中の娘・趣里から「がんばって」とメッセージをもらったが、夫の水谷豊にはまだ伝えていないと明かした。キャンディーズとしてともに活動していた藤村美樹にも「これから報告します」と出場決定から発表までの慌ただしさを見せていた。

　キタニタツヤは『紅白』の出場を知った時の心境について「自分は幸運なアーティストだなと思う」とコメント。『紅白』出場で楽しみなことは「僕の音楽を知らない方が多いと思う。『紅白』の場の一部をお借りすることでそういう方に僕の音楽をお届けできるのが楽しみ」と語った。

　Mrs. GREEN APPLEは『紅白』出場が決まった瞬間について、大森元貴（Vo/Gt）は「知らせを聞いた時はハイタッチをして抱き合った」と喜びを表した。今年で結成10周年を迎えるMrs. GREEN APPLE。番組については「僕たちが歩んできた10年間の想いのもと、華やかに感謝の気持ちを届けられればと思う」と『紅白』への意気込みを語った。以前より『紅白』出場を目標に掲げていたことについて「感慨深すぎる」「夢が叶ったと同時に“こっからだね”とも思う」と来年以降の活動を見据えた。

　MAN WITH A MISSIONはSpear Rib（Dr）がLA滞在中につき欠席。Jean-Ken Johnny（Gt）は「出場が決まったことを聞いたのは今朝」「本当に出場は想像していなかったので、Spear Ribはロスにいて、伝えてはいるが、時差の関係でまだ読んでいないかも」と出場が決まった状況を語った。当日のパフォーマンスについては未定としつつも「なかなかいただける機会ではない。我々のような風貌の人がテレビに出ると5割以上の人がびっくりすると思うので、なにか面白いことができたらいいなと思う」と意気込みを語った。

　『第74回NHK紅白歌合戦』は12月31日19時20分より放送予定。