神宮寺勇太、レッスン再開を経て平野紫耀&岸優太と新たなビジョンへ 包容力が活動の鍵に
神宮寺はかねてからライブ演出を担当するなど、ステージを作る裏方としての仕事も担ってきた。表に出ながらも、多くの人には見えないいろいろな場面や周囲の人々を支えていた。周囲のみならず全体を見る冷静さと観察眼、包容力を併せ持つ。長らく“国民的彼氏”として親しまれてきた神宮寺らしい懐の深さが窺える。
今回表紙を飾った『GQ JAPAN』では、デニムのバックポケットの縫い付けを体験した。一連の工程を終えて神宮寺が語ったのは、“人の手”、職人への一歩踏み込んだリスペクトと、これまた神宮寺ならではの視点だった。そして、今夏からレッスンを再開したことも語った。フルに自分のことだけを語る場面ではなかったものの、言葉の端々からは、先を見据えて客観性を持ちながら自身の夢を重ね、彼が挑もうとするビジョンの一端が窺えた。
激動とも呼べる2023年。誰にも平等に流れる時間を使って、彼らがどんな世界を打ち出すのか。「将来ビンテージのようになったら」と語ったように、彼らが手掛けるアイテムを手にする日を待ちたい。
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