Snow Man 向井康二の沼にハマる人が急増中? 単独表紙や楽曲でも存在感、広がるアイドルとしての魅力

 Snow Man 向井康二が朗読劇『ハロルドとモード』に出演中だ。黒柳徹子が主人公・モードを、向井が60歳差の恋人・ハロルド役を演じる本作。“生きることの楽しさをコメディータッチで描いたラブストーリー”という公式説明はありながらも、各メディアでは向井が演じるシリアスなシーンの一部なども紹介されている。さらに、劇中には向井がギターを演奏する場面などもあり、本作を通じてこそ出会える俳優・向井康二の姿がありそうだ。

 9thシングル『Dangerholic』リリース前後、Snow Manのグループ活動はハイペースな勢いを見せていた。それと並行して、向井は『ハロルドとモード』のプロモーション期間に突入。ここで注目したいのが雑誌展開である。8月から9月にかけて発売された雑誌9誌で向井が単独表紙を務めたのだ。アイドルや俳優を多く扱う映画・演劇系の雑誌から自身が連載を持つ週刊誌、メンズビューティー誌、女性ファッション誌まで、そのジャンルも多岐に渡る。これまでのSnow Manの複数単独表紙でインパクトを残したものといえば、モデルとしての顔を持つ目黒蓮、美容分野でも活躍する渡辺翔太、映画で主演を務めた岩本照などの例がある。同時期にさまざまな単独表紙を飾るためには、被写体としての魅力や知名度・人気の高さが求められるが、今の向井にはそれらが揃っているといえるだろう。

 ラウールや目黒など長身のメンバーが多いSnow Manの中でも、向井のスタイルの良さはファンならば知るところ。ファッションにも関心が高く、独自のセンスを取り入れた服の着こなしも人気だ。ここ最近はビジュアル面でも注目を集めることが増えており、被写体としての向井の株は上昇する一方である。

 知名度でいえば、やはりバラエティ番組での活躍は大きい。レギュラー出演中の『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)では、“ドッキリクリエイター”のはずが毎度ドッキリを仕掛けられ、Sexy Zone 菊池風磨にはバンジー対決で惨敗、そこから派生したキャラクター・マッサマンとしても小学生との記憶力対決で負け続き……と、お茶の間では「アイドルなのにイジられまくる人」「アイドルなのにボケまくる人」というキャラが定着しつつある。しかし、バラエティでちょっぴり残念なところを見かけることが多い人ほど、向井の沼にハマってしまうのかもしれない。

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