女王蜂、ドラム ルリちゃんの卒業を発表 「14年間は宝物の日々でした」
女王蜂が9月4日、ドラムを担当するルリちゃんの卒業を公式サイトにて発表した。
公式サイトでは「女王蜂メンバー・ルリちゃん(Dr)が昨年8月より体調不良のため休養しておりましたが、体調は回復し、メンバー、スタッフで話し合いを重ねた結果、ルリちゃん本人から卒業の申し出がありました。本人の意思を尊重し、合意に至りましたことをご連絡させていただきます」と卒業を発表。
「いつも応援してくださる皆様には、ご心配をお掛けいたしました。今後予定されています女王蜂のライヴは、引き続きサポートドラマーを迎えて出演とさせていただきます。これからルリちゃんは、14年間在籍した女王蜂を離れ、新しい人生を歩んでいくということになります。今まで応援していただいた皆様、誠にありがとうございました。今後も女王蜂を温かく見守っていただけますと幸いです」とこれからの活動にも言及した。
公式サイトにはルリちゃん本人のほか、バンドメンバー全員からのコメントも掲載。
ルリちゃんは「お休みのこと心配かけてごめんなさい。もう大丈夫です。この度、女王蜂を卒業することになりました。理由は女王蜂のドラマーとして寿命を感じ、燃え尽きたからです」と卒業に至った経緯を説明。「生まれて初めて組んだバンドでここまで来れたのは奇跡です。14年間は宝物の日々でした。これから新たな道に進みます。応援してくださった方々、支えてくださった方々、メンバーのみんなには感謝で心がいっぱいです。今までほんとうにありがとうございました。女王蜂をこれからもよろしくお願いいたします。それでは、これからも頑張ります。さようなら 愛してます。ルリちゃんでした」と感謝を綴った。
アヴちゃん(Vo)は、「生まれたときから側にいて、共に戦ってきた日々を「宝物」だと、そう言ってくれたから。誰よりも近くで話し合い、支え合ってきたメンバーを、バンドから、女王蜂として送り出すことになりました」と卒業への想いを綴り「もう一緒にステージに立つことは、きっとないと知りながらも、心の奥底から『やっぱりあのとき、ルリちゃんをバンドに誘ってよかったなあ!』と思っています。一緒に人生を賭けてくれた。大切なメンバーであり、いつまでも大事な妹です。これからはひとりの「家族」として。ステージ上での人生こそ別れるけれど。また違った角度から、お互いの生き様を認め合い、支え合ってゆけると思っています。時間をかけて、さみしさを振り切る為の準備をして来ました。ここからの女王蜂にご期待ください」とルリちゃんの今後や女王蜂としてのこれからにコメント。
やしちゃん(Ba)は「きっとみなさんはこの知らせを見て寂しい気持ちで一杯になるんだろうな…と想像して胸が苦しいです。ルリちゃんは女王蜂を始めた最初からずっと一緒に戦ってきた仲間です。当たり前に寂しくない訳がないんです。しかし大事なルリちゃんだからこそ、ルリちゃんの新しい道に進みたいという気持ちを尊重したい。心からそう思いました。これからのルリちゃんの人生が素敵でありますように。どうかみなさんも一緒に祈ってあげていて下さい」とルリちゃんのこれからの人生への想いを綴った。
ひばりくん(Gt)は「14年間女王蜂として活動してきたルリちゃんが卒業します。ファンの皆様にこのような報告をすることがとても心苦しい想いですが、彼女が女王蜂に捧げた14年間という長い時間とキャリアがありながら、新しい道に進みたいと申し出たのには強い覚悟と信念があってのことだと思います。ですから僕たちはその揺るぎない意見を尊重し、彼女を送り出すことにしました。突然の発表で戸惑いもあるかと思いますが、ルリちゃんの意志を継いで、これからも女王蜂を愛し、突き進んで参りますのでどうか皆様よろしくお願い致します。」とルリちゃんの決意とこれからにコメントした。
また、アヴちゃんは自身のInstagramでも同コメントを掲載している。