『Nizi Project Season 2』がいよいよスタート 富安悠、西山裕貴、渡祥恵……可能性を秘めた注目の候補者たち

 続いて紹介するのは広島会場の大塚天翔。J.Y. Parkが最初に彼に目をつけたのはエントリーシートの“一番うれしかった出来事”の欄。“母のもとに生まれたこと”と記入した大塚は6歳の頃から母子家庭で育ったとのこと。「今までずっと母も苦しいことはあったと思うけど、僕は何一つ苦労なく幸せに生きてこられた」と語る大塚にJ.Y. Parkは「お母さんが大塚さんをどれだけ大切に愛情を注いでいたのか全て説明されていると思います」と感嘆の声を漏らした。歌唱審査では2PMの「Without U -Japanese ver.-」を披露し、ラップとボーカルの切り替わる箇所では幅広い表現を持つ彼の歌声にJ.Y. Parkも引き込まれた様子だ。「高音で歌う方法だけ習ったらすぐ伸びる可能性が高いと思います」とキューブを渡した。 

 次は東京会場から伊藤瑛史。控室では手が震えるほど緊張していたが、Stray Kidsの「ソリクン -Japanese ver.-」を堂々と踊り切った。彼のパフォーマンスにJ.Y. Parkは「自分自身のもともとの姿を自由に自然に表現できる人を探している。君がまさにそうです」「優れた人材が現れなかったらどうしようととても心配していたけど、今夜はぐっすり眠れそうです」と最高の褒め言葉をプレゼント。伊藤が去った審査室で「彼がエースだね」「体格からリズムの乗り方まで教えられないものを全部持っています」とべた褒めした。

 最後は韓国のソウル会場。ここではJYP練習生が審査に参加していた。中でも才能を光らせたのが練習生歴2年7カ月の植村朋哉。13歳の時に単身で渡韓した彼はNiziUのMAKOやRIMA、MIIHIとともにレッスンを受けていたとのこと。「僕も頑張らなきゃいけない」と強い意志で審査に臨み、2PMの「Without U -Japanese ver.-」を踊った。J.Y.Parkはサビで一歩前に出てきた自信を評価し、「スター性を感じました」とキューブを渡した。

 次回以降の放送でもたくさんの魅力的な練習生が登場することだろう。次世代のスターの誕生の瞬間から目が離せない。 

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