CHS「Too Much Sunshine」、BTS Vのレコメンドでバイラル1位に初登場 酷暑を涼しく乗り切るチルナンバー
Viral Chart Focus
Spotifyの「Daily Viral Songs(Japan)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top Songs」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたランキング。同チャートの7月19日付のTOP10は以下の通り(※1)。
1位:CHS「Too Much Sunshine」
2位:GEEKBOY, Yella Flat Boys「Don Julio」
3位:nyamura「you are my curse」
4位:チョーキューメイ「貴方の恋人になりたい」
5位:Conton Candy「ファジーネーブル」
6位:lady Jane, Jung Kook「I'm In Love」Conton Candy「ファジーネーブル」
7位:シャイトープ「ランデヴー」
8位:Tokyo Disney Resort「Living in Color - Tokyo Disney Resort 40th "Dream-Go-Round" Theme Song」Art Farmer「Goodbye, Old Girl」
9位:SKRYU, WAZGOGG, Fuma no KTR「How Many Boogie」
10位:アート・ファーマー「Goodbye, Old Girl」
大暑を迎え、梅雨も明け、今年も猛暑がやってきた。今回ビックアップするCHS「Too Much Sunshine」は、夏の開放感とは別ベクトルで夏を彩るチルポップだ。「Too Much Sunshine」は7月19日付の同チャートで初登場1位にランクインすると、以降も23日まで不動の首位をキープし続け驚異的な強さを見せている。
ヒットのきっかけは、BTSのVが、7月18日に自身のInstagramのストーリーでこの楽曲を紹介したことだ。6000万人以上のフォロワーがいるVがこの曲をアップすると、翌日の19日にはバイラルチャートのトップにランクインした。シェアされた回数が順位にダイレクトに反映されるバイラルチャートとはいえ、この拡散の早さは、V並びにBTSの根強い人気の証拠であると同時に、彼らのファンであるARMY(BTSファンの総称)同士の繋がりの強さを証明していると思う。BTSの一挙一動を共有することが、ARMYの中ではすでに日常となっているのだ。また、7月14日に初のソロシングル『Seven (Feat. Latto)』をリリースし、各国のチャートを席巻している同グループのJUNG KOOKも、本年3月4日に行われたWeverseライブ配信でCHSの楽曲をBGMとして使用している。