BTS JUNG KOOK、初のソロシングル「Seven」に注目集まる 多彩な楽曲を表現するボーカリストとしての実力

정국 (Jung Kook) 'Dreamers' @ FIFA World Cup Qatar 2022 Opening Ceremony

 そして、2022年11月に『FIFA ワールドカップ カタール2022』の公式サウンドトラックとしてリリースした「Dreamers」は、ラテン調のビートに乗った一度聴けば耳に残るメロディが特徴の楽曲に。BTSの公式YouTubeには、JUNG KOOKがFIFAワールドカップ カタール大会の開会式で歌う姿を収めた動画も公開されているが、JUNG KOOKならではのあたたかみのある歌声が〈Look who we are, we are the dreamers/We make it happen, cause we believe it〉〈Here’s to the ones, that keep the passion〉といったポジティブなメッセージが込められた歌詞とマッチし、彼の歌の魅力が存分に引き出された作品となっている。

정국 (Jung Kook) 'Seven (feat. Latto)' Official MV

 ここまで見てきたように、これまでコンスタントに多彩なソロ楽曲を発表してきたJUNG KOOK。最新曲「Seven」では、グラミー賞にノミネートされたラッパー・Lattoとの初のコラボレーションが実現した(※2)。甘美なギターの音色に合わせて、華やかな歌声を響かせるJUNG KOOKは、ひとりのボーカリストとして、また新しい境地を開いたと言えるのではないだろうか。彼はきっと今作でも、世界中のファンを感動させ、数々の話題を生み出すに違いない。

※1:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2134744
※2:https://www.billboard.com/music/pop/bts-jung-kook-latto-new-song-seven-teaser-1235370121/(筆者訳)

BTS・JUNG KOOK、NewJeans、EXO、ZEROBASEONE……ベテランから新人まで勢揃い 7月のカムバックをチェック

今年の7月は、K-POPシーンが大きな盛り上がりを見せそうだ。というのも、BTS・JUNG KOOK、NewJeans、EXOな…

SEVENTEEN、BIGBANG、BTS、(G)I-DLE……“ファンの目線”を考えさせられる楽曲 アイドルが投げかける問い

4月に発売されたSEVENTEENの10thミニアルバム『FML』。ダブルタイトル曲の1つ「F*ck My Life」はとんでも…

関連記事