ジョルジャ・スミス、オリジナルアルバム発売決定 英ツアー開催&新ポートレート公開も

ジョルジャ・スミス、アルバム発売&英ツアー決定

 ジョルジャ・スミスが、9月29日に自身のレーベル・FAMMよりオリジナルアルバム『falling or flying』をリリースする。同発表とあわせて、アルバムのアートワーク、イギリスの写真家であるリズ・ジョンソン・アーサーがフィルムで撮影したポートレート、9月からイギリスツアーを開催することも公開した。

 ジョルジャは、イギリスのウォルソール出身のシンガーソングライター。今作『falling or flying』では、ジャズ、ソウル、R&B、ファンキーハウスなど、多彩な音をスリリングかつ流麗にブレンド。モダンクラシックと呼べる質の高い音で、デビューアルバム発売から5年経ち、彼女がどんな時間、時代を乗り越えて自分自身を見つけたのかという旅を表現した。ジョルジャは「これは紛れもなく、私の新たな旅の始まりを告げる作品です。それを閉じ込めることができたことが、とても感慨深い」とコメントしている。

 今作は、ジョルジャの地元にて、プロデュースユニットであるDAMEDAMEを迎え制作された。収録曲はどれも斬新な仕上がりで、特にディープで迫力のあるドラム、胸を高鳴らせるベースライン、キャッチーなフックと特徴的なビートで構成されたタイトル曲「falling or flying」は、彼女の心の動きと同様のスピード感を示した。「私は人生においてスピードを落とさない。このアルバムは私の頭のなかを表現できている。いつもたくさんのことや思いが巡っているけれど、今回の収録曲はどれもその瞬間の一部を切り取ったものなのです」とジョルジャは語り、歌詞に関しては「現在と過去の友人、彼らとの関係について触れている。確かに、たくさんの人間関係についての楽曲だけど、どの曲も自分と密接なつながりを持ち、純粋にこれからも歌い続けたいと思えるものばかりなのです」と続けている。

 充電期間を経て、2021年にリリースされたアルバム『ビー・ライト・バック』も高い評価を獲得。彼女は、「あのアルバムは、私の音楽を待ち続けている少数のリスナーに向けて、充電期間を経て戻ってきたことを知らせるようなものだったように思いますが、自分の望む音を追求できました」と当時を振り返り、「私は、今の自分がいる世界、立場が気に入っていると同時に、自分がそこでどういう音楽を残していけばいいのかを考えている状態。つまり、本当の自分らしさとは何かを探し始めたばかりなのです」と本音を吐露した。

 今作は、時代の流れに左右されず、ミュージシャンとして、またひとりの女性として自己を見いだしたジョルジャの凛とした佇まいをコンパイル。世界的なロックダウンの影響によって思うような行動ができなかったこの数年で、ジョルジャはより自分らしく音楽をコントロールしていくかをじっくり考えることができたと振り返る。結果として、これまでに登場した伝説的なミュージシャン同様に、どんなに世界が混乱したとしても、決して見失わない崇高かつ洗練された「自分だけの視点」を手に入れられたという。

■リリース情報
『falling or flying』
2023年9月29日(金)リリース
レーベル:FAMM
配信リンク:https://famm.orcd.co/fallingorflying

オフィシャルサイト:https://www.jorjasmith.com/
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