乃木坂46 川﨑桜、一ノ瀬美空、池田瑛紗……グループ外で発揮される5期生メンバーの個性

一ノ瀬美空が梅澤美波の『THE TIME,』後任を担当

 梅澤美波が『THE TIME,』(TBS系)の月曜レギュラーを3月27日の放送をもって卒業。4月3日のオンエアより、一ノ瀬美空がその後任を務める。同じ坂道グループからは櫻坂46の松田里奈、日向坂46の松田好花が曜日レギュラーとして出演しているが、その共通点は朝の情報番組に不可欠な愛嬌と笑顔。27日の放送で梅澤が紹介していたように、一ノ瀬の最大のチャームポイントである愛らしい笑みが視聴者の朝に元気を与えてくれるだろう。

 乃木坂46では日曜日のライブ開催も多く、それでも梅澤は翌朝5時20分のオンエアにもしっかりと笑顔を届けてきた。朝起きるのは苦手だという一ノ瀬だが、後任にあたっては梅澤から「なんでも話してね」と頻繁に連絡や手紙をもらっているといい、そんな梅澤の存在も心強く彼女の近くにいてくれるはずだ(3月29日放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)より)。番組ではお馴染みとなっている「シマエナガダンス」のほか、梅澤も散々ターゲットになってきた安住紳一郎アナウンサーの無茶振りが見ものになってくるが、あざといキャラでは秋元真夏や山下美月の後継者である一ノ瀬。そこはノリノリで無茶振りに応えていく姿が目に浮かぶと同時に、必殺技である「み〜キュンキュン」を広めていく絶好の機会でもある。

池田瑛紗が東京藝術大学へ進学

 先述した2人とはベクトルが少し異なるものの、池田瑛紗は、今年4月より東京藝術大学へ進学することを自身のブログにて発表した(※1)。

 ある種、東京大学よりも入るのが難しいと言われている東京藝大。注目すべきは池田が綴っている「学生の頃から恋焦がれ、何度も挑戦し続けた場所であり、乃木坂46のオーディションに応募したのも浪人中の出来事」という文章だ。つまりは乃木坂46の活動と並行しながら池田は東京藝大を受験し合格したということになり、そこにはスタッフ陣の多大なるサポートがあったことがブログを読んでも伝わってくる。進学校を公表することのリスクも当然あるが、それでも「私が選んだ人生の選択肢が乃木坂46の可能性を広げることに繋がると信じて前へ進んでいきたい」という意志のもとでの決断だろう。池田のほかにも、現役メンバーには北川悠理が慶應義塾大学、黒見明香が早稲田大学に進学したことを公表している。

 池田はアートバラエティ番組『小峠英二のなんて美だ!』(TOKYO MX)にレギュラーとして出演中。そこで街並みを描いた絵で「区長賞」を受賞していたことを明かしており、今後はその「東京藝大に進学」という話題性からもさらに活躍の場を広げていくことは必至だ。

 乃木坂46は、3月29日リリースの32ndシングル『人は夢を二度見る』より3期生、4期生、5期生のみの新たな体制に入った。乃木坂46への加入という夢の先にあった、さらなる新しい夢、諦めかけていた夢。〈夢をもう一度見ないか?〉というメッセージを、メンバー一人ひとりが身をもって実現している。

(※1)
https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/101321

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