乃木坂46 川﨑桜、一ノ瀬美空、池田瑛紗……グループ外で発揮される5期生メンバーの個性
今年2月1日にグループ加入から1年を迎えた乃木坂46 5期生。そのタイミングで「メンバーの個人ブログ」や「乃木坂46 Mail/乃木坂46メッセージ」といった、言わばファン向けのサービスがスタートしていったが、3月に入ってからはメンバー個人がグループを飛び出し活躍する姿が多く見られた。
川﨑桜は世界フィギュアのスペシャルサポーターに就任
川﨑桜は3月22日より開始となった『世界フィギュアスケート選手権2023』(フジテレビ系)のスペシャルサポーターに就任。大会初日のオープニングセレモニーでは、大会アンバサダーの田中刑事、宮原知子とともに、乃木坂46「シンクロニシティ」に乗せてスケートパフォーマンスを披露した。
フィギュアスケート歴10年の川﨑が、グループ加入後に正式な大会で滑るのは初。乃木坂46としての仕事の合間に朝〜昼と練習を重ね、加入前の現役の頃から3年のブランクを乗り越えて、本番へと臨んだ。会場は、さいたまスーパーアリーナという大舞台。フィギュアスケートファンが集まる場所で、「乃木坂46のライブとはまた違った緊張」があったと川﨑は語っている(3月29日放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)より)。
その言葉の通りに、出だしこそ強張った表情を浮かべていた川﨑だったが、会場からの力強い拍手に背中を押されるようにして徐々にスケートを楽しむ笑顔も見られ、堂々と、そして優雅な彼女の舞いが観るものの心を掴む約3分間のパフォーマンスだった。オープニングセレモニーの様子は、YouTubeをはじめとしたSNSでの配信のほか、国際映像として世界各国に届けられた。乃木坂46加入当初のドキュメンタリー映像で、川﨑は試合で満足のいく結果が出せずに「なんのためにやっているんだろうと思っていた」こともあったと話していたが、その時の経験が世界フィギュアという大舞台へと結実した。
スペシャルサポーターとしては大会の4夜の放送以外にも多くの事前番組に出演。経験者としての視点からの大会解説や日本代表選手への取材を担当しており、フィギュアスケート界に「川﨑桜」という存在が知れ渡ったはずだ。