稲垣吾郎が絶好調!キレのある姿で生み出した笑い 5年ぶりオール外ロケに草彅剛・香取慎吾も沸いた3月の『ななにー』

 「5年ぶりだって!」「外ロケいいね」と思わず声が弾んだ『7.2 新しい別の窓 #60』(ABEMA※以下『ななにー』)。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾らがおなじみのスタジオから飛び出し、BBQ会場、東京タワー、ドン・キホーテ、吉本興業 東京本部……と、オール外ロケで7.2時間の生放送が行なわれた。

 いつもと違うそんな開放感もあってか、のびのびとした表情を見せてくれた『ななにー』ファミリー。なかでも、普段以上にキレのある姿で笑わせてくれたのは稲垣だった。

期待された「お約束」を網羅する稲垣のバラエティ力

 移動車の中からスタートした今回の『ななにー』。狭い車内での収録になるため、どうしてもカメラの位置が近くなる。常にカメラ映りに気をつけている稲垣としては、「カメラが近すぎ」とツッコまずにはいられなかったようだった。

 こうした稲垣と『ななにー』スタッフのやり取りは、もはやプロレス化しているお約束の展開。段取りが悪かったり、テレビ的な盛り上がりを作ろうと無茶振りをさせるスタッフに対して、“イラチ(イライラしやすい)な稲垣”が顔を見せる。それが外ロケとなればより一層だ。

 期待を裏切らないという点では、香取と草彅の親友コンビ“しんつよ”の仲の良さに嫉妬してみせるという構図も。ことの発端はBBQパーティーにて草彅がアドリブでキャイ~ンのウド鈴木に、誕生日プレゼントとしてGジャンを贈ったところから。

 同じブランドのGジャンを香取にも贈ったという話が出ると、自分はもらっていないと食いつく稲垣。「Gジャンが好きだから、それを愛する人にあげたかったわけだ」とイジっていく。草彅いわく、稲垣に贈らなかったのは、稲垣の誕生日は12月8日と年末のバタバタで忘れがちになってしまうのと、稲垣のファッションスタイルからGジャンのイメージがなかったから。だが、今年はこのくだりを踏まえて、草彅と稲垣の誕生日プレゼント交換話が聞けるかもしれない。

 また、香取が開いた個展の図録を草彅がもらったという話になると、「え、もらったの?」とまたもやピリッとしてみせる。しかし、次の瞬間「僕も、もらった」とニヤリ。そんな稲垣ならではのポジションで生み出される笑いが、今回もしっかり披露されて楽しかった。

新たな名物コンビ“みちょゴロ”の誕生!?

 “しんつよ”の仲を羨む一方で、今回は稲垣にも新しくコンビの相棒が生まれる瞬間も。その相手とは、かねてより『ななにー』のたびに、稲垣の隠し撮りショットをTwitterに載せて視聴者を楽しませてくれてきた、みちょぱ(池田美優)だ。

 斎藤工、MEGUMIをゲストに迎えたトークコーナーでは、実写化してほしい漫画作品に新谷かおる作の『エリア88』を挙げた稲垣。すると、その隣に座っていたみちょぱが稲垣から「『ベルばら(ベルサイユのばら/池田理代子)』って書けって言われた」と暴露される。

 1人1作品しか書けないと思った稲垣が、その思いをみちょぱに託していること。そして、そのリクエストに対してみちょぱが変に迎合せずに自分の意見を書いていたところも、まるで遠慮する必要のない兄妹のようで微笑ましかった。

 さらに、東京タワー内にあるesportsパーク『RED° TOKYO TOWER』で2人1組で息を合わせてポーズを取るゲームに取り組むことになると、「吾郎さんいける?」というみちょぱの問いかけを皮切りに、「俺はいけるよ! お前いけるか?」とコント風の掛け合いを見せる。

 『ななにー』発のみちょゴロのコンビネーションは、驚いたことにコンビ歴32年のキャイ~ン、30年以上の付き合いを誇るしんつよに負けていないのだ。小説家たちと「吾郎会」という名の集まりを楽しんでいることを明かした稲垣のこと。みちょぱともいい関係性を築いていってくれるのではないかと期待が高まる。

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