SixTONES 田中樹&ジェシーの頼もしい活躍ぶり 『オオカミ少年』で発揮される絶妙なバランス感覚
2月10日放送『オオカミ少年』(TBS系)内企画「ハマダ歌謡祭」では、体調不良のダウンタウン・浜田雅功に代わり、MCを南海キャンディーズ・山里亮太が務めた。番組では、23歳以上の「ベテランチーム」と、2000年以降に生まれた「ルーキーチーム」に分かれ、昭和から令和の“年の差ヒット曲”を基に様々なクイズに挑戦した。昨年11月25日にも放送された同企画に続き、レギュラー出演するSixTONESのジェシーと田中樹も活躍。「メドレー歌唱チャレンジ」ではスタジオメンバーがヒット曲の一部を歌唱する場面もあり、音楽を愛するSixTONESのメンバーらしく、わずかなフレーズであっても持ち前の歌唱力を発揮している。
前回の放送でゲストに彼らの後輩、ジャニーズJr.のユニット・IMPACTorsの松井奏が出演したのに続き、今回もなにわ男子から大西流星、道枝駿佑が出演。後輩を迎えるジェシーと田中はより一層大人っぽく見え、改めて浜田に次ぐ番組の顔であることを再認識した。
2021年4月から同番組にレギュラー出演する2人。解答者の中では比較的若手のポジションとして、トークはもちろん、VTRにツッコミを入れたり、ワイプに映らない場面でも元気な声が聞こえてくる。時には芸人さながらの勢いでツッコミを入れたり、時には若手というポジションを活かしたピリ辛なコメントを発したり。華がある2人だが、“出すぎない積極性”とも言うべき、絶妙なバランスで番組を盛り上げる。
ファンの間では彼らの名前の頭文字をとって“J2”として親しまれ、番組ではグループの活動とはまた違った頼もしさを感じることができる。2022年4月22日放送回では浜田の代役として田中とジェシーが揃ってMCを担当、今年1月13日の放送回でも、田中とハリセンボン・近藤春菜が番組を進行。ジェシーはSixTONESチームとしてブラックマヨネーズ・小杉竜一とペアを組み、やや緊張気味な田中をバックアップしていた。
収録後に撮影された番宣動画では、ジェシーと小杉が田中の司会について「お見事」と称賛。続けてジェシーは「本人もやりたいことは(司会)、いい勉強になった」と田中の挑戦と奮闘を讃えた。ジェシー自身もギャグを交えながら「ボケられた」と清々しい表情で語るなど、それぞれの得意分野での充実感が窺えた。また、ジェシーは前回のMCを振り返って「俺はいただけ、俺より樹が光ればいい」と控えめなコメントが印象的で、メンバーそれぞれが目指す方向性を宣言したり、それを応援したりという肯定的な姿勢は同じグループに属するメンバーならでは。そんなところもSixTONESの魅力のひとつだ。
田中とジェシーは、番組の合間に流れる見逃し配信のPR映像に加え、番組公式TwitterやYouTubeへの登場頻度も高く、何かしら“やってくれる”のもこの2人。番組で存在感を発揮しており、制作スタッフからの信頼や期待も窺える。