BIGBANG、2PM、少女時代、KARA……K-POP第2世代のカムバック、男女グループそれぞれに感じる盛り上がり方の違い

 近年、2019年以降にデビューした「第4世代」と呼ばれる新世代が台頭しているK-POP界だが、一方で「第2世代」と呼ばれる2010年前後にデビューしたグループの活躍や復活も目立つようになってきた。中でも2021年〜2022年にかけては、しばらくの間グループでの活動がなかった第2世代のレジェンド的存在であるBIGBANG、2PM、少女時代、KARAといったグループが相次いで楽曲をリリースした。

 特に、少女時代やKARAの復活は日本でも大きな話題になり、KARAは日本の音楽番組にも複数出演するなど「復活」の盛り上がりを感じさせた。女性グループの復活が大衆的な盛り上がりを見せるのは韓国でも同様で、PLEDISエンターテインメントに所属していたAFTERSCHOOLは、同じく第2世代で人気を博したもののグループとしては2014年以降活動がなかったが、2021年ウェブバラエティ『文明特急 – “コムヌンミョン(=再びカムバックしても見逃してくれる名曲)”スペシャル』に登場。結婚や出産を経て再会したメンバーたちも含め、グループとして久しぶりにステージを披露したことで話題になった。

[무대영상] 애프터스쿨(After School) - '뱅(Bang)!' Full ver. / 문명특급 MMTG
(ENG) 다시 컴백해도 눈감아줄 명곡 TV판📺 풀버전 2 / [문명특급 EP.196-2] SBS 방송

 これは、ガールズグループの方が人気を得るには大衆的認知がより重要という特色がある分、ある程度の人気グループが復活した時は大衆的な注目を集めやすいということだろう。さらに、今現在活躍している第4世代アイドルたちがちょうど子供時代に活躍していたのが第2世代でもあり、特に日本で開催された『2022 MAMA AWARDS』で披露されたKARAの復活ステージでは、アイドルたちが盛り上がる姿がブースターにもなったのではないだろうか。

[2022 MAMA] KARA - Lupin + STEP + Mister | Mnet 221129 방송

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる