ENHYPEN、日本初ドーム公演で確信したENGENEとの絆 約8万人を感動の渦に誘ったスペシャルなステージ

 7人組グローバルグループ ENHYPEN(エンハイプン)が、1月21、22日に『ENHYPEN WORLD TOUR ‘MANIFESTO’ in JAPAN』追加公演を京セラドームで開催。日本デビューから約1年半で初の単独ドーム公演のステージに立ち、2日間で約8万人を動員した。ここでは最終日22日をレポートする。

 王子のような衣装で登場すると、彼らの歴史の始まりとなったデビュー曲「Given-Taken」の日本語バージョンからライブはスタート。ドームを埋め尽くしたファンを見て日本人メンバー NI-KI(ニキ)は、「最初の曲から胸がギュとなった」と感慨深げ。「ENGENE棒(ペンライト)が天の川みたいでキレイ」とSUNOO(ソヌ)が感動すると、メンバーたちの掛け声で会場中を使ってウェーブを起こすと、7色に点滅した光の海が7人を包み込んだ。

 ドーム公演前日に開催した合同取材会でNI-KIが、“スペシャルなステージをサプライズで用意している”と言ったが、このドーム公演では6曲目の「Let Me In (20 CUBE)」の日本語バージョンが追加された(※1)。この曲にはHEESEUNG(ヒスン)とJAKE(ジェイク)のパートでウィンクをする部分があるのだが、曲後のMCで一人ずつ再現する流れになり、メンバーたちがウィンクするたびに会場から悲鳴混じりの歓声が上がった。

 また、本編ラストの「Future Perfect (Pass the MIC)」(Japanese Ver.)も、イントロ部分に11月に日本で行われた韓国の音楽授賞式『2022 Melon Music Awards』で披露した、大人数のダンサーとの群舞で大きな白い翼を表現するスペシャルバージョンにアップデートされていたのが11月の日本公演とのパフォーマンスにおける大きな変更点。

 そして、取材会でJUNGWON(ジョンウォン)が”違うセットを用意しているので、より近くに行ける“と言っていたように、オープンカーを模した巨大なトロッコ2台とバックステージが導入され、本編終盤の「Polaroid Love」、「Make the change」やアンコールで大活躍(※1)。アリーナ後方やスタンド席の近くまで来た7人は、ファンとのコミュニケーションを心から楽しんでいた。

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