『iCON Z』第49話、男性部門第二章の22名が強化合宿へ 共同生活で芽生える団結&THE RAMPAGEによるダンスレッスンも

『iCON Z』男性部門第二章22名が強化合宿へ 

 翌日は朝5時半に起床し、4キロのランニング、そして筋トレへ。長時間歌って踊れるアーティストになるため、アスリート並みの過酷なスケジュールが続いていく。スパルタなメニューに、Dリーガーのメンバーたちも「キツい」と本音を漏らしていた。

 さらにこの日は、ボーカルとラップのレッスンもスタート。ボーカル課題曲は、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE「Choose One」、もしくは「Hotline」のいずれかを選択できる。ラップを選んだ候補生は、自作のリリックで勝負することに。1カ月後の課題チェックでは、ダンス・ボーカル・ラップそれぞれの部門で個人ランキングが発表される。

 ダンスレッスンでは、課題曲の振り付けに加え、表現力のトレーニングも加わる。ハイレベルなレッスンについていけない初心者メンバーは、少しずつ追い詰められていく。宇原は疲れやストレスからか、得意なはずのボーカルレッスンで歌詞を飛ばしてしまう場面も。佐々木も辛そうな表情を浮かべるが、「今日も何回も折れそうにはなったけど、ここまできたらやるしかない」と必死に自分を鼓舞していた。

 レッスンの最後に、トレーナーのKAITAがベストメンバーを選ぶことに。選ばれたのは、Dリーガーの佐藤陽、古嶋滝、そして敗者復活メンバーの夫松健介、川口蒼真の4人だ。全員の前でトレーナーと共にお手本のパフォーマンスを見せる。中でも、川口に関しては「一番見せ方が上手」と絶賛。それを聞いた川口は嬉しそうな表情を見せながら、「ずば抜けてダンスが上手いわけじゃないけど、一個一個の振りをかっこよく見せる工夫したりして自分を出すことを意識している」と話した。

 そして合宿の舞台は、東京へ。間近に迫る課題チェックに向けて、さらに過酷な追い込みが始まる。合宿後半には、LDH所属の先輩がアーティストレッスンも行う。最初に現れたTHE RAMPAGEの陣は「パッションだ、パッション!」と熱いレッスンを繰り広げる。陣は「期間も長いし集中力が欠けているのを少し感じている。もっと求められていることが高いから、もっともっと熱量を出してプライド持って」と候補生たちにメッセージを伝えた。

 続いてレッスン場に現れたのは同じくTHE RAMPAGEの山本彰吾。激しいレッスンの後、山本は「ダンスが“上手い”“かっこいい”の先に、みんなを見てもしかしたら『明日死のう』というのをやめた人がいるかもしれない。自分たちのパフォーマンスで人の未来を変える。アーティストになるべき人はそういうことができる人だから」と真剣な眼差しで後輩に思いを伝えた。

 THE RAMPAGE 岩谷翔吾のレッスンで伝えられたメッセージは、「自分を表現するのに自信がなかったら何を届けるのか。自分に嘘をついていたら、心の底から突き動かすパワーにならない。ダサい生き方をしないで、嘘なく自分というアーティストを作っていけるように」という、アーティストとしての生き様。GENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太は、レッスン曲に「少年」をチョイス。その理由を「みんなが夢を叶えるために仕事を辞めたりとかあったやん。一人ひとりの想いがあると思うから、それをもう一度考えて踊ってみて」と話す。ダンスや歌だけでなく、アーティストとしての心構えも教わった候補生たちは、精神面も大きく成長したはずだ。

 そしてここで、EXILE HIROが衝撃的な事実を発表。「第一章のオーディションを通して仲間意識が芽生えてしまっているから、このまま僕らが審査するのは違う。ファンの皆さんに認められないと意味がない。『iCON Z』第二章はファンの皆さんに最終的に合否を決めてもらう」というのだ。合格者数は未定。ファンに認められたメンバーだけがデビューできる。

 前代未聞のオーディションは、この先どう進んでいくのか。次回の放送は10月23日21時よりスタート。

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