乃木坂46 筒井あやめ、2022年に訪れた転換点 ドラマ『真相は耳の中』出演や5期生加入で出現する新しい一面

 30thシングル『好きというのはロックだぜ!』収録の4期生楽曲「ジャンピングジョーカーフラッシュ」では、筒井が初めてセンターを務めている。ゴリゴリのロックサウンドに弾けた振りとMVは、4期生のイメージとしてはマッチしているが、筒井がセンターというのは意外だ。おっとりとした中にも芯がしっかり通っているというような印象の筒井だからこそ、4期生の中心で満面の笑みを浮かべて踊っている姿は観ていてどこか清々しいものがある。それが集約されていたのが、『真夏の全国ツアー2022』でのライブパフォーマンスだった。筒井が親友の清宮レイと頻繁に更新をしている公式TikTokアカウントにも、つい先日「ジャンピングジョーカーフラッシュ」を和気藹々と踊る4期生の動画がアップされたばかりだ。

@nogizaka46_official

みんなでわいわい#ジャンピングジョーカーフラッシュ 〜!🌟合言葉だよ〜⸜🤞🏻⸝by璃果 #relaydance 好きというのはロックだぜ! #4期生 #乃木坂46

♬ jumping joker flash - Nogizaka46

 また今年2月に5期生が加入し、先輩メンバーとなったことも筒井にとっては大きな転換点になったはずだ。それが顕著なのは、『乃木坂46の「の」』に5期生メンバーが出演した際。先輩や同期を迎え入れる時とは違った、よりMCとしての立ち位置を感じさせるトーク回しである。そして、5期生メンバー初登場時に必ずお願いしていたのが「めんちゃん」呼びだが、恐縮した5期生にはなかなか定着せずという結果に。5期生の加入によって最年少メンバーから卒業した筒井だったが、まだまだ後輩からも「可愛い」「ふわふわ」といったイメージを持たれているーー先輩メンバーとしてお姉さんであろうとしつつも、妹のような雰囲気を醸し出している、少女と大人を揺蕩うような時期に筒井はいる。

 役者としては昨夏に上演された舞台『目頭を押さえた』以来となる、筒井のドラマ出演。ポッドキャストが鍵となる作品としては『乃木坂46の「の」』MCとの親和性も高く、積み重ねてきた先にあった『真相は耳の中』とも言えるだろう。この作品を通じて、筒井はまた新たな表情を我々に届けてくれるはずだ。

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