AKB48、チーム8活動休止&18期生オーディション開催はポジティブな発展に 各グループの動きに見る未来を見据えた変革
異例の卒業の多さ、HKT48はこれからどうなる?
AKB48に発展性が見込める一方で、やや波乱がありそうなのがHKT48である。
9月に村川緋杏、坂口理子、下野由貴、10月には外薗葉月、宮﨑想乃が卒業を発表。約1カ月間で5名ものメンバーが活動終了を報告することになった。ちなみに2022年はここまで、田島芽瑠、松岡菜摘ら10名がすでにグループから卒業。HKT48はこれまでの卒業生が1年で5名前後だったことを考えると、グループとして異例の事態と言えるだろう。
特に2022年の卒業生のなかには、4期生の松本日向、宮﨑想乃、5期生の上島楓、水上凛巳花という、本来であればこれからグループの中軸を担うはずの期生もふくまれていた。5月7日に6期生がお披露目されたが、成長途上であることから、卒業生続出による“空白”が今後どのような形で響いていくのか。
ただ、矢吹奈子、田中美久ら大黒柱はもちろん健在。さらに6期生からは最上奈那華という新星もあらわれた。円熟期を迎えているメンバーと新しい世代の混じり合いがグループとしての見どころにもなっており、どのように変貌していくのか楽しみも尽きない。
2021年12月にリリースされた4年ぶり2作目のオリジナルアルバム『アウトスタンディング』も高評価をあつめるなど、作品やパフォーマンス力に関しては間違いがないHKT48だけに、ここが正念場となりそうだ。
このように各グループ、さまざまな変革が起きている。しかし、すべて未来を見据えたものとして考えて良いのではないだろうか。今後もポジティブな意味での新展開がありそうだ。