櫻坂46 大沼晶保、『そこさく』に必要不可欠な“大不思議”キャラ 前のめりな姿勢が生み出す視聴者の笑顔

 大沼に関する面白エピソードは尽きない。誕生日当日に大沼が楽屋裏で突然「誕生日だから初ブリッジしちゃおう!」と言ってブリッジをし始めたという話から、靴下を揃えるようになったらダンスに身が入るようになったという意味不明なものまで、大沼にまつわるエピソードトークは番組でも鉄板だ。

 「なぜか私の言動で笑いが起きるんでるけど、みんなが甘やかしてくれるのでクセが強いまま育ってしまいました」(『BUBKA 2021年1月号』より)と大沼は言う。その独特のキャラクターから“大不思議”の愛称がついた彼女は、ムードメイカー的存在としてファンのみならずメンバーからも愛されている。

 大沼はステージ上でも全力を尽くす。昨年の『BACKS LIVE!!』で「流れ弾」をセンターで踊った際には、激しい振り付けを鬼気迫る表情で表現。高難易度のダンスを先頭に立って全身全霊で踊り切った彼女に、多くのファンが驚いた。まだ表題曲の選抜には選ばれていないものの、この時のパフォーマンスは観る者に「大沼は選抜でもやっていける」と思わせるほどの力があったのではないか。

 そんな大沼も近い将来、先輩になる。

「後輩には死ぬほど優しくしたいですし、もし困ってることがあったら全力で支えたいと思います」(『BUBKA 2022年8月号』より)

 バラエティもパフォーマンスも、そして先輩としても全力であろうとする大沼。何事にも“前のめり”な彼女が、櫻坂46の未来を導くだろう。

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