藤井流星、京本大我、平野紫耀……秋ドラマで奮闘する若手&中堅ジャニーズメンバー

 秋ドラマがスタートし、ジャニーズのメンバーが出演する作品がSNSで話題を集めるなど、盛り上がりをみせている。今回は先日の記事(※1)の続編として、10月後半から11月にスタートするドラマの中から若手〜中堅ジャニーズメンバーの出演作品に注目してみたい。

 10月17日からスタートするオシドラサタデー『警視庁考察一課』(テレビ東京系)にジャニーズWESTの藤井流星が出演する。本作は秋元康が企画・原作で、主演の船越英一郎をはじめ、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志とサスペンスドラマの常連が演じる刑事たちが考察劇を繰り広げる。藤井が演じるのは捜査一課志望なのに、考察一課に配属された新米考察官・藤井龍。

 藤井は今年1月期放送のドラマ『鹿楓堂よついろ日和』(テレビ朝日系)で主演の小瀧望と共に東極八京役で出演。ジャニーズWESTの“ツインタワー”の共演でファンを沸かせたほか、2021年公開の映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』では初の悪役・視鬼神真玄役を演じて注目を集めた。一見するとワイルドな印象があるが、それに反してバラエティ番組ではほのぼのとした一面を見せるなど、そのギャップも藤井の魅力。本作でも若々しい新米考察官と、芝居面からギャップを感じられそうな予感がする。これまでの出演作品にはない系統だけに、俳優として新たな一面が引き出されそうだ。

 同じく17日にスタートするシンドラ『束の間の一花』(日本テレビ系)で主演を務めるのがSixTONESの京本大我。大学で哲学を教える余命宣告を受けた講師・萬木昭史(ゆるぎあきふみ)を演じる。萬木は、同じく余命宣告を受けている生徒・千田原一花(せんだわらいちか/藤原さくら)と出会い、互いの境遇を知らぬまま、いつ終わりを迎えるかわからない“束の間の恋”をする。事前に公開された予告映像では、教壇に立つ姿のほか、少し影のある場面も映し出されている。京本はSixTONESのインスタライブや、『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)に出演した際に役作りのために減量していることを語るなど、本作に向き合い、集中している様子が伝わってきた。これまで様々なミュージカルで活躍してきた京本。ドラマ出演は実に6年ぶりと、貴重な機会だけにドラマ作品ならではの京本の芝居をじっくりと堪能したい。

 10月21日スタートのドラマ『クロサギ』(TBS系)で主演を務めるのがKing & Princeの平野紫耀。詐欺師を騙す詐欺師、“クロサギ”こと黒崎高志郎役を演じる。原作は黒丸・夏原武による同名コミックシリーズ。既に公開されているキービジュアルでは、黒い革ジャン姿で渋い表情を浮かべている。平野の代表作といえば、2018年放送の『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズが挙げられるが、これまでの出演作品を踏まえると、“ネクストステージ”、“新境地”とも呼ぶべき作品になりそうだ。主題歌はKing & Princeの「ツキヨミ」。こちらのパフォーマンスも楽しみだ。

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