King & Prince 平野紫耀と髙橋海人、ほのぼのした微笑ましい空気感　10月期ドラマ主演をそれぞれ果たす2人にフォーカス

　King & Princeの平野紫耀、髙橋海人が2022年10月期放送のドラマで主演を務める。髙橋は10月15日スタートの『ボーイフレンド降臨！』（テレビ朝日系）でドラマ単独初主演。一方の平野も、10月21日スタートの『クロサギ』（TBS系）で詐欺師のみを騙す詐欺師“クロサギ”こと、黒崎高志郎役を演じる。本稿では、今期の秋ドラマを彩る平野と髙橋のコンビにフォーカスしてみたい。

　平野と髙橋はKing & Princeの前身ユニット、Mr.Kingのメンバーとして活動してきた。共にジャニーズ事務所入所前からのダンス経験者で、そのスキルの高さは誰の目にも明らかであるように、ジャニーズJr.時代からダンスパフォーマンスを牽引してきたメンバーだ。ハイレベルなダンスを披露する姿とは対照的に、バラエティ番組などではまた違ったほのぼのとした一面を見せる。そして芝居となると、またスイッチを切り替えたかのように役に入り込む。そんなところも2人に共通する部分と言えよう。

　髙橋はドラマ等に出演する度に平野に相談をしていると、2021年に出演した『王様のブランチ』（TBS系）で明かしていた。髙橋がドラマ『ドラゴン桜』（TBS系）への出演が決まった際も、平野からは「大丈夫」「海人ならできる」と言葉をかけてもらったという。グループでは一番年下の髙橋は、そんな平野について「お兄ちゃんみたいな人」と語る。2人の“わちゃわちゃ”はライブでもみられるほか、最近ではKing & PrinceがCMキャラクターを務める本田技研工業のプロジェクト「Hondaハート」のメイキングムービーでこんな場面も。

　様々な車やバイクを試乗するなかで、平野が乗るバイクの後ろに座った髙橋が、平野をバックハグするようにギュッとお腹に腕を回す。すると、平野はちょっと照れた様子で「ねぇ、キュンキュンしちゃうじゃん」と笑顔をみせ、髙橋も満面の笑みを浮かべていた。そんなやりとりに「キュンキュン」したファンも多かったことだろう。わずか数秒のメイキングムービーからも2人の仲睦まじい関係性が伝わってきたように、“しょうかい”コンビの兄弟のような関係性は微笑ましさで包まれている。