BTS、7人揃ったときの特別な空気感 「お絵描きダンスクイズ」やキシリトールCMビハインドなど濃密なコンテンツを見て
1回の視聴では拾いきれないくらい高濃度なコンテンツになる。それがBTSが7人集まったときの威力だ。それはバラエティのみならず、彼らの本領発揮の場ともいえるコンサートでも同様だ。
10月15日には韓国・釜山で一夜限りのスペシャルコンサート『WORLD EXPO 2030 BUSAN KOREA CONCERT BTS <Yet To Come> in BUSAN』を控えているBTS。兵役前に行われるグループとしてのコンサートは、これが一つの区切りになるのではないかと注目を集めている。
「それはまだ分かりません」とは所属事務所・BIGHIT MUSICのシン・ヨンジェ代表が朝日新聞の単独インタビューで答えた言葉だ(※1)。「国の呼びかけに応じる」というスタンスは変わらずに、どのように活動を続けていくのか議論がなされているのだそう。その上で、ソロ活動のみならず2〜3人での新しいユニットプロジェクトも準備中だという。
さらに、日本のARMYが訪日公演を心待ちにしていることも、メンバーにはしっかりと伝わっていると続けた上で、「メンバー全員になるかは分かりませんが、少なくとも個人か、複数のメンバーで日本にも訪問できないか、そのきっかけを探っています」という希望を持てる回答も聞くことができた。
BTSにとって現在は、一人ひとりのアーティストとしての実力を磨き発信していく充電期間とも言える。だからこそ、バラエティやCM収録のビハインドなどで和気あいあいと過ごす時間もまた彼らにとって大切な場。さらにはお互いの作品にカメオ出演したり、その出来栄えについて感想を述べたりと、刺激を受けながら高め合っていく彼らを見守る楽しみもある。
7人揃う機会は少なくなったが、それだけ集結したときの威力は増していくばかりということだろう。そんなパワーアップした姿をダイレクトに感じたいというのが、世界中のARMY共通の願い。まだ先が見えない状態ではあるものの、いつか様々な問題が落ち着いて、BTSが歌い、踊り、そしてARMYの笑顔が溢れる時間が各国で訪れることを楽しみにしている。
※1:https://digital.asahi.com/articles/ASQ9W34TYQ8YUHBI013.html?iref=pc_rensai_article_short_1627_article_2