アリアナ・グランデ、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ…シーンに影響与える名作も? ミュージカル映画の公開控えるシンガー

アリアナ・グランデら、ミュージカルへの期待

 2023年公開予定のディズニー実写版『リトル・マーメイド』を筆頭に、2023〜2024年はミュージカル映画が目白押しだ。加えて、歌手としてのキャリアを持ったキャストが映像の世界で活躍する姿にも期待が高まる。2019年に公開された『キャッツ』では、テイラー・スウィフトが悪役の猫・ボンバルリーナ役でミュージカル映画初出演。猫になった姿や歌声に注目が集まったことはもちろん、『キャッツ』のために「Beautiful Ghosts」の歌詞を書き下ろすなど、シンガーとしても作品に貢献した。今後の映画出演を控えたシンガーたちがどのような活躍を見せるのかも見どころになってくるだろう。

 アリアナ・グランデは、2024~2025年公開予定の『ウィキッド』で良い魔女・グリンダを演じることが決まっている。アリアナはこれまでもグリンダ役を演じたいとSNSに投稿していたこともあり、念願叶ってのキャスティングだ。シンガーとして活躍するアリアナだからこその表現が生きる作品になることに期待が寄せられる。

ファッションの祭典『メットガラ』に参加するケイティ・ペリー(写真:REX/アフロ)

 アニメーションのミュージカル映画に挑戦するのはケイティ・ペリーだ。ミュージカル・アニメ映画『Melody』で主役の声優を務めることが明らかになっており、本作に向けた楽曲制作も予定されているという。ケイティのInstagramには、「こんにちは!私はメロディ」と自己紹介するかのようなキャプションと共に、このアニメーションの主人公の姿が投稿されている。ケイティらしいカラフルでポップな作品になるのだろうか。

 そして2019年に公開された『ジョーカー』の続編が、ミュージカル作品として作られることも明らかに。こちらは『Joker: Folie à Deux』として2024年に公開予定だという。この続編で、多くのファンが注目するキャラクター、ハーレイ・クインを演じるのがレディー・ガガだ。『アリー/ スター誕生』、『ハウス・オブ・グッチ』と映画作品への出演が続き、さらには9月の来日公演で日本のファンを熱狂させたガガ。ハーレイ・クイン役でもパワフルな歌声と魅力的な芝居を見せてくれることだろう。

 他にも『リトル・マーメイド』に続く、ディズニーの実写リメイクでは『スノー・ホワイト』が2024年に公開予定。続々とミュージカル作品の公開が控えている。『ラ・ラ・ランド』、『グレイテスト・ショーマン』のように音楽シーンに影響を与える名作が誕生することになるかもしれない。

レディー・ガガ『THE CHROMATICA BALL』ツアーロンドン公演より(写真:Splash/アフロ)

参照:https://deadline.com/2022/08/lady-gaga-in-early-talks-to-star-opposite-joaquin-phoenix-in-joker-sequel-1235044777/
https://www.billboard.com/culture/tv-film/katy-perry-starring-in-animated-musical-melody-images-1235069618/

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