小嶋陽菜&高橋みなみ&峯岸みなみの再集結が話題に “令和のノースリーブス”をAKB48現メンバーから考えてみた

 10月2日放送『ボクらの時代』(フジテレビ系)にAKB48の元メンバー、小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみが出演する。彼女たちはAKB48在籍時、派生ユニットのノースリーブスとしても活躍。2016年に高橋、小嶋がグループを卒業し、同年12月にはユニットのレギュラーラジオ『ノースリーブスの「週刊ノースリー部」』(ニッポン放送)もオンエアが終了したことから一旦活動に区切りがついた。

 しかし以降も、2018年に10周年記念ライブを開催し、2020年には峯岸のYouTubeチャンネルで「おうちでブス会〜リベンジ編〜」と題したライブ配信を実施するなど、不定期的に活動。今回、そんな3人があらためて揃うとあってファンの間でも話題となっている。

おうちでブス会〜リベンジ編〜

 同ユニットは2008年11月26日にシングル『Relax!』でデビュー。コンセプトは「制服を脱いで秋葉原を飛び出す」。2011年1月1日には1stアルバム『ノースリーブス』を発表し、オリコンウィークリーチャート1位を記録。そのほか情報番組『PON!』(日本テレビ系)の金曜日レギュラー、ドラマ『メン☆ドル〜イケメンアイドル〜』(テレビ東京系)で主演、音楽バラエティ番組『スナック喫茶エデン』へのレギュラー出演など、精力的に活動した。AKB48のユニット史上“最強”との呼び声も高い。

 まさに不世出のユニットだが、一方で「現在のAKB48のメンバーでノースリーブスのようなユニットを結成するなら、誰が選ばれるのか」と妄想したくなるのがファン心理というもの。ということで、“令和版ノースリーブス”のメンバーを考えてみたい。

高橋みなみが歌、峯岸みなみがトーク、小嶋陽菜がオーラを担当

 まず振り返りたいのが、かつてのノースリーブスの個々の役割はどんなものだったのか。注目すべきは人気指数だ。ノースリーブス結成の翌年2009年4月に初の『AKB48選抜総選挙』がおこなわれたが、そこでの順位は高橋が5位、小嶋が6位、峯岸が16位。そのことから新たにノースリーブス的なグループを作るとなると、ファンの支持率が高いメンバーになりそうだ。

 また、個々の役割についても考えたい。週刊誌『FRIDAY』2011年1月21日号(講談社)のインタビューで、小嶋は「たかみな(高橋)の歌とみいちゃん(峯岸)のトークがもっと伸びれば、3人が集まった時に、すごいグループになれるから」「私はオーラ担当。オーラを伸ばす」と語っていたことから、ノースリーブスに求められるのは、歌担当、トーク担当、オーラ担当であることが分かる。

 さらに同誌では、ノースリーブスには自主性が必要であることも話し合われている。ノースリーブスの3人が集まって食事をする際、誰かが取り分けるのではなく基本的には「セルフサービス」だという。小嶋はノースリーブスを「自立系ユニット」だと言いあらわし、ハロウィンの時期に大学の学園祭に出演したときも自分たちで相談してお菓子を客席にまいたことを振り返っていた。

 さらに小嶋が「最初からだったよね。セルフサービス(笑)。『Bye Bye Bye』の振り付けを考えたあたりから」「秋元(康)さんに、こんな感じの振り付けがいいですねって言ったら」と話せば、高橋は「じゃあ自分たちで考えてみろと」、峯岸も「それでアイドルのDVDを観まくり、まるまる1曲、振り付けした」「スタッフさんに、こう動きますのでここに照明当ててくださいとかって」と、ライブパフォーマンスからダンスまでメンバー主導で制作していると証言した。

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