GENIC、目標に向かって進んでいく姿 観客と一体になって楽しんだ満員のZepp DiverCityワンマン

GENICワンマンライブレポ

 男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENICが、ライブツアー『GENIC LIVE TOUR 2022 -Ever Yours-』の東京公演を9月11日、Zepp DiverCity(TOKYO)にて行なった。本稿では、昼・夜の2部にわたって開催されたうちの昼公演の様子をレポートしたい。

 オープニング映像の後、紗幕にシルエットが映し出される形で登場した7人。すでに熱狂したファンの前に姿を現すと「Aventure」でライブがスタートする。1曲目から激しいダンスでエンジン全開、さらに「もっといけんだろ、Zepp!」と観客を煽っていく。増子敦貴が「ついに来たぜ、Zepp! ついてこい」と熱く語って始まったのは「Supersonic」。さらに「UPDATE」とダンスナンバーが続き、クールな歌声とラップも会場に響きわたっていた。

 大きな拍手が鳴り続ける中、「会場にお越しの皆さん、GENICです!」と挨拶。改めて金谷鞠杏、西本茉生、小池竜暉、西澤呈、増子、雨宮翔、宇井優良梨の順で一人ずつ自己紹介をしていく。待望のZepp公演ということで、2日前から緊張し続けているという増子。グループLINEに「寝れない」とメッセージを送るも、反応したのが西澤だけという悲しいエピソードも語られていた。

 ワイワイとトークを繰り広げつつ、「次の曲は一緒に踊れる曲になっています。どうですか、まだまだ一緒に楽しんでいけますか!」という西本の言葉をきっかけに「We Gotta Move」へ。観客も一緒に踊りながら、ハッピーな雰囲気が広がっていく。空気が変わり、「Shaky Shaky(DanceRemix)」、「BURNIN' BURNIN'」とクールな楽曲が続く。メンバーたちは楽しそうでありつつも、楽曲の世界観を表現するような表情を見せ、観客を魅了していく。ここで金谷と宇井の女性メンバーだけがステージに残り、「My BABY」を披露。可愛らしさ、かっこよさ、セクシーさを兼ね備えた上に、歌もラップもダンスもできる2人。男女問わず憧れられる、次世代のアイコンを見たような気がした。

 再び7人で「MOONLIGHT」をパフォーマンスすると、次は男性メンバーのみがステージに残り「U&I」へ。冒頭、小池が美声をアカペラで響き渡らせると、その後は5人がガッツリ歌い、踊り、息の合いっぷりを見せていた。

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