関ジャニ∞、いよいよロッキンのステージへ 大きな武器を手に入れた5人の向かう先とは?

 7月6日に47枚目のシングル『喝采』のリリース、累計25.4万人を動員した『18祭』では、7月16・17日の横浜・日産スタジアム、7月23・24日の大阪・ヤンマースタジアム長居公演を打ち上げ花火が彩る夜空をバックに完走した関ジャニ∞。その勢いを加速させながら8月13日には『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』のステージに立つ。本稿ではフェスへの期待を込め、アイドルであり、ロックバンドである関ジャニ∞の魅力を考察したい。

]関ジャニ∞ – 青春FIREWORKS [18祭 Memorial Movie]

ピンチこそチャンスーー革新と進化を続ける5人の向かう先とは

 関ジャニ∞が初めて野外フェスに登場したのは、2017年5月21日の『METROCK 2017』。当時はロックファンの集まるフェスにジャニーズグループが出演して受け入れてもらえるか、という心配の声も聞かれたが、全く杞憂であった。「ズッコケ男道」「言ったじゃないか」で会場をあっという間にホームに変え、その存在感で圧倒したことが印象深い。「関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!」という挨拶が話題となった『METROCK』出演をきっかけに、同年のツアー『関ジャニ’sエイターテインメント ジャム』以降はライブ会場に男性同士や男女のグループも数多く見かけるようになり、幅広いファン層の獲得に繋がっていった。

 その後、5人体制となって初のシングル『友よ』の特典映像「5人のドキュメント ぼちぼち大切な夜」では、5人がコテージに宿泊し、バーベキューをしながらライブテーマを語り合う場面や、5人体制となった正直な気持ちを語り合う様子が公開された。このようにメンバー揃って良いことも悪いことも包み隠さず伝えてくれるスタンスに安心したeighter(関ジャニ∞ファンの呼称)も多かったのではないだろうか。

 そして彼らは決して歩みを止めることなく進化し続けている。

 ライブDVD/Blu-ray『KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT』の特典映像で村上信五が「紆余曲折というより“紆余紆余曲折”」と表現したように、ここ数年、彼らのこれまでの歩んできた道は想像を絶する険しさだったように思う。しかしそれを遙かに凌ぐ5人の強さを見せつけてきたのだ。

 アルバム『8BEAT』の特典映像である無観客シークレットライブ『8BEAT SECRET LIVE』で、横山裕が初めてギター演奏を披露するとeighterは騒然。横山はこれまでもジャニーズとして初めてトランペットに挑戦していたが、ギターを始めた経緯について、メンバーが減ったことによって物理的に楽器の音が減っていると感じ、「自分に何かできないか、やるなら自分しかいない」(『KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT』完全生産限定-Road to Re:LIVE-盤の特典映像として収録された「KANJANI’S Re:LIVE Document」より)と明かしている。グループとしての活動に加え、忙しい個人のスケジュールの中で、未経験の状態から観客の前で演奏できるレベルになるまでにどれほどの練習量が必要なのか。筆者には想像すらできないが、横山の努力と男気ある決断で大きな武器を手に入れた5人は、再び歩き出す。

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