木村拓哉、変わることないトム・クルーズへのリスペクト 周囲を奮い立たせるスーパースターの立ち振る舞い

 木村拓哉が7月3日、自身がパーソナリティを務めるラジオ『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)にて、芸能活動の原点について語った。

 それはトム・クルーズ主演のアクション超大作『トップガン』。1986年に公開された『トップガン』を観た木村は「興奮し、同じフライトジャケットが欲しくなり、手に入れて。で、気分よくなってウキウキしてたところ、親戚のおばちゃんから“拓哉!”と呼ばれ、“え?”って振り返ったところをパシャッと写真で撮られ、それが履歴書に貼られ、ジャニーズ事務所に送られた……っていうね。それがなかったら、今こういう仕事してないですからね」と振り返った。

 このエピソードは、2009年3月にトム・クルーズが『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の『BISTRO SMAP』のコーナーにゲスト出演した際に本人にも伝えられている。自ら出演した作品がきっかけとなり日本のスターが生まれたことを知ったトムは「そうなの? すごいね。おめでとうございます。そこから始まったんだね」と嬉しそうに笑顔で応えていた。

 そんな木村にとって思い入れのある映画『トップガン』の、36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』が現在公開中だ。もちろん木村もすぐに映画館で鑑賞し、「いやぁ〜、大好物過ぎて未だに興奮してます…」と熱のこもったコメントを添えてInstagramで報告していた。ラジオでも「2カ所は確実に(涙を)拭ってましたね」「久々に単純に観客になれたな」「いやー、楽しかったな」とまだまだ興奮冷めやらぬ様子で感想を述べており、新たな刺激を受けたようだ。

 芸能人生をスタートさせるきっかけとなったトム・クルーズ、そして映画『トップガン』の存在は、間違いなく“木村拓哉”というエンターテイナーの礎となっている。トムといえば、過酷なアクションシーンであってもスタントマンを使わずに自分で演じていくスタイルで有名。木村もかねてより剣道を嗜んでいたこともあり、映画『武士の一分』をはじめとする時代劇で華麗な殺陣を見せていた。

 テレビドラマにおいても『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』(TBS系)ではパワーとパワーがぶつかるバトルシーンで視聴者を興奮させ、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)では高さ50メートルを超える橋の上で繰り広げた決死のシーンが大きな話題に。最新ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)でもノースタントで格闘アクションを披露し、注目を集めた。

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