INI、メンバーのMC力とバラエティ適性の高さ 役割に合わせた適切な立ち回り

 INIが公式YouTubeチャンネルで『INIフォルダ』の最新回を更新した。今回は「INI向上委員会」として、メンバーが『INIフォルダ』でのこれまでの活躍を振り返った。

 今回のMCは許豊凡が担当。まずは「自分を褒めたくなるシーン」について、事前アンケートで回答した内容を発表していく。木村柾哉のスポーツテスト1位や池﨑理人の学力テスト1位など、自分が残した結果について書くメンバーもいれば、後藤威尊は球技大会のバレーボール回で泣きの1デュースを求めて土下座をした際に、突然頭を地面につけて三点倒立をした“土下座脳天立ち”を挙げるなど個性溢れるポイントがピックアップされていた。西洸人は学力テストでの司会を挙げていたが、この回の司会はかなり評判が良く、メンバーの珍回答にツッコミを入れながら正解したメンバーや良い回答をしたメンバーを褒めつつ進行し動画を盛り上げた。結果的に同企画は『INIフォルダ』で一番再生されている動画になっており、納得のチョイスと言える。他のメンバーも、西の学力テストの進行について「相当スムーズで楽しかった」「ありがとうございました!ほんとうに」と賞賛していた。

 続いて「反省したいシーン」について。許豊凡の指名でそれぞれがフリップに書いた反省点を発表する。佐野雄大は球技大会のドッジボールで髙塚大夢にボールを全力で当ててしまい、それから髙塚に恨まれていると話す。一方髙塚は「子供に人見知りをしてしまった」と、検証VTRが用意されていた。子供をINIがもてなすという企画の際に撮影されたもので、他のメンバーが子供と遊んでいるところに近づくもののうまく輪に入ることができずに静かに離れていく様子がまとめられていた映像だ。想像以上の人見知りっぷりにメンバー一同大爆笑だった。

 こうして『INIフォルダ』をまとめて見返すと、メンバーのMC力に驚かされる。本企画ではメンバーが立ち回りでMCを担当しているが、INIは誰がMCを務めても企画が破綻しない。企画ではメンバーそれぞれの個性が色濃く出ているが、MCでは全員一旦自分の個性は抑えてメンバーをまとめているように見える。こういった姿勢はただ内輪で面白いだけでなく、本当の意味での「バラエティ適性」があると言えるのではないだろうか。ぜひ地上波のテレビ番組でもINIの冠番組が見てみたい。

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