おにぱんず!、リリース記念イベント開催 『おにパパパン!パン!』制作エピソードやCDデビュー曲初披露

おにぱんず!リリース記念イベントレポ

 テレビ東京系列『おはスタ』(毎週月~金 あさ7時5分~)放送中のオリジナルTVアニメーション『おにぱん!』。このアニメは、人間と鬼が共に生きる世界を舞台に、鬼のイメージアップを図り奮闘するおにっ子(鬼の子供)たちを描いた物語となっている。

 作品の中で主要キャラクターの声を務めるのが赤鬼・つつじ役 野崎結愛、黄鬼・ひまわり役 根岸実花、青鬼・つゆくさ役 野中ここな。今回3人は声優に初挑戦しただけでなく、ユニット・おにぱんず!を結成し、6月1日にCDデビューを果たした。

 そんなおにぱんず!が『おにパパパン!パン!』リリースを記念して、同月11日にタワーレコード渋谷店の地下1階でインストアライブを行った。

 インストアライブの前に行われた会見では、記者から意気込みを聞かれ、根岸は「お客さんの前でパフォーマンスをするのが初めてなので、とても緊張しているんですけど、会場に来られる皆さんと一緒に楽しんで、ライブを盛り上げられたらと思います!」と初々しいコメント。その後、おにぱんず!にかけて「最近、鬼だと思ったことは?」という質問に、野崎は「2日後に学校のテストがあるんですけど、範囲がとても広くて、宿題もいっぱい出されて……本当に鬼な先生たちだなと(笑)」、野中は「私、何時間でも寝られちゃうんですよ! やることが溜まっているのに、つい寝ちゃって後回しにしてしまうこともあるので、睡眠は私にとって鬼だなって思います」、根岸は「自転車で通学しているんですけど、教科書とか荷物がすごい重たくて。まったく前に進まないので荷物が鬼だなって」と三者三様の回答をして、終始和やかな空気で終了した。

 その後、ライブがスタート。おにぱんず!の初ステージを見ようと、フロアは多くの観客で満員になった。最初に現れたのは司会進行役の森ハヤシ。野崎、野中とはさくら学院に在籍していた頃から交流があり、「野崎さんと野中さんにとって僕は、さくら学院時代からの恩師ですよね?」と言うと、2人で「一応!」と返して、冒頭から会場の笑いを誘った。根岸は初ライブについての心境を聞かれて「すごく緊張してて。緊張をほぐすため、先ほど人とか、鬼とか、大きいという字を掌に書いてたくさん食べました(照)」と天然ぶりを炸裂。

 初めてアフレコに挑戦した話題では、12分のシーンを録るのに4時間もかかったと苦労エピソードを明かし、野崎は「つつじちゃん、ひまわりちゃん、つゆくさちゃんと一緒に、私たちも成長しています」と快活に話した。

 続いて楽曲の話になり、表題曲「おにパパパン!パン!」について野中が「アニメの雰囲気にピッタリなキュートでハッピーな曲になっています。〈ハロー〉とか〈行くよ!〉という3人の掛け声がすごく好きで、仲良しな感じが曲にも表れていて、そこが聴きどころかなと思います!」と曲紹介をした。2曲目「鬼ヤバッ!」は「クールな曲調になっていて、和の要素も入ったお祭りのような曲です。歌詞は鬼と人間の共存だったり、曲の雰囲気とは真逆の歌詞が散りばめられていてギャップのある曲になっています」と根岸。ちなみに「鬼ヤバッ!」は去年のクリスマスにレコーディングが行われたそうで、編曲を務めた辻村有記からお揃いのリップスティックをもらったり、クリスマスケーキを食べたと3人で思い出話に花を咲かせた。

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