木村拓哉、ラジオやテレビなど番組出演から垣間見えるサービス精神 いつの時代も愛される所以

 2018年からスタートした、木村拓哉がパーソナリティーを務める『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)。番組では木村と交流のあるアーティストや俳優、タレントをマンスリーゲストに迎えトークを繰り広げるほか、Crew(クルー)と呼ばれる番組リスナーからの質問にキャプテンの木村が答えるなど距離の近さを感じる番組である。本稿では、同番組で生まれたゲストとの交流やエピソード、さらに様々なテレビ番組出演の様子から木村が多くの人から愛される理由を考察してみたい。

ゲストをリスペクトしつつ肩の力を抜いたトーク

 5月の同番組はデザイナー、ミュージシャン、クリエイターと多方面で活躍中の藤原ヒロシをマンスリーゲストに迎え、藤原のワークスタイルやプライベートの過ごし方などが明らかに。藤原は木村のツアーグッズデザインも手がけており、長い付き合いの2人ならではのフランクなトークが展開され、その中で木村の古風な一面が覗く場面があった。藤原が普段から現金を持ち歩かず、買い物はクレジットカードやアプリの決済で行うことを明かすと木村は驚きをあらわに。海外ではカードを使用すると説明しつつ、国内のコンビニなどでは現金を使い、小銭のお釣りは募金箱に入れていると語った。藤原に「レジで自分の前に並んだ人が現金で支払うと、お釣りなど小銭のやりとりがあると時間がかかって嫌では?」と聞かれると木村は全く気にならないと穏やかな人柄を覗かせた。また藤原が海外に出かけた際に、カードや現金などを全て忘れたエピソードを披露。現地では友人知人から食事をご馳走してもらい過ごしたという藤原に「それはヒロシさんだからですよ」と藤原の人柄や交流関係の広さを称えた。

後輩の出演番組もチェックする真摯な姿勢

 同番組のゲストには後輩が出演したこともあり、そのたびに大きな話題となっている。2021年放送の木村主演ドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)で共演したSnow Man 目黒蓮が、同じくSnow Manの向井康二とともに出演した際にも楽しいエピソードが続々披露された。木村は2人の出演している『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)を見たようで、『教場Ⅱ』の撮影中に“あいつ、(日に)焼けてね?”と思った木村が目黒に「『冒険少年』で黒くなったんだ、お前」と言うと、目黒から「別の仕事がありまして」と告白されたエピソードも披露。向井にはグループに自身と目黒、ラウールの3人が加入してデビューした際の心情を聞くなど、ファンも聞いてみたかった質問をストレートにぶつけていた。また木村は他のメンバーについても触れ、岩本照が振付けをしていることは『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)を見ていたと語った。木村は後輩がゲストであっても、事前に出演した番組などを意識して見ていることが窺える。番組に迎える立場として、できるだけゲストのことを知っておきたいと事前に興味を持ってリサーチしている真摯な木村の姿に、後輩達も学ぶところが多かったのではないだろうか。



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