なにわ男子 大橋和也、『俺かわ』の天真爛漫な“あざかわ男子”役が好評 俳優活動からも見えるひたむきな姿
連続ドラマ単独初主演にもチャレンジ
そしてこの夏、大橋は俳優として大きく活躍の場を広げる。連続ドラマ単独初主演として、7月スタートの『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ系)に抜擢。大橋が演じるのは、中学生から社会人まで13年間に渡り同級生のさとみに恋をする、なにかとカッコつけたがりで、厨二病をこじらせてはいるが憎めない可愛い男・福田悠。役を演じるにあたり、本人は中学生役に違和感がないか不安だったそうだが、スタッフは反対に社会人に見えるのか心配していたという微笑ましいエピソードも明かされている(※1)。親友役として出演するキャスト2名はまだ発表されていないが、大橋が「彼らとであれば青春ならではのわちゃわちゃとした楽しさだったり、切なさだったりの空気を生み出せる」と語っていることからも(※2)、一部のファンからは関西ジャニーズからの起用では?と話題になっている。
同じ相手を13年間思い続けるというラブストーリー展開だけでなく、親友との青春群像劇といった楽しさや切なさが重なり合う物語の中で、大橋が成長していく主人公をどのように演じていくのか楽しみだ。
大橋は、関西ジャニーズJr.時代から大阪松竹座でジャニーズ伝統の舞台『少年たち』『ANOTHER & Summer Show』などに出演し、演技の経験を積んだ。また、メンバーの藤原丈一郎とダブル主演を務めたミュージカル『リューン~風の魔法と滅びの剣~』では定評のある歌唱力とハイトーンボイスを披露し、さらに再演を果たすなどデビュー前から研鑽を積み成長を遂げてきた。
俳優としての大橋も、バラエティ番組などで見せる度胸の良さや、たとえ失敗したとしても真面目に対応する誠実な姿勢、そして何より精一杯その場を盛り上げようとするサービス精神が根底にあるように思う。自身のキャラクターに合った役柄はもちろんのこと、今後はヒール役など全くイメージと異なる姿も見てみたい。春から夏と2クールに渡って、俳優として進化を遂げる大橋の成長を見守りたい。
※1、2:https://www.ntv.co.jp/keshisuki/