江口拓也、早見沙織、種﨑敦美……『SPY×FAMILY』声優キャストの表現力に注目

 アーニャ役を務める種崎はまだアーティストデビューこそしていないものの、これまで多くのキャラクターソングの歌唱で注目されてきた。アーニャといえば豊かな感情表現。ヨルと手を繋いだかと思えば、「思い切り抱きしめたら肋骨を折ってしまうかもしれない」というヨルの心を読んで怯えるなどという、心が読めるゆえの激しい感情の変化もアニメの見どころのひとつだ。

 幼さのある大きなリアクションややんちゃな振舞いのアーニャを演じる種崎。彼女はこれまで、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』シリーズで五十嵐響子役、『ブレンド・S』では天野美雨役でキャラクターソングの歌唱を務めている。五十嵐役で歌う「恋のHamburg♪ 」ははつらつとした明るさとキュートさを兼ね備えた歌声、天野として歌う「妄想ワーキングタイム」は誘うような色気や愛らしさを感じつつもクールな歌声で、がらりと印象を変える。

【アイドルマスター】「恋のHamburg♪」(歌:五十嵐響子)

 さらに最近では、『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)で2021年7月のオープニング曲として、種崎が声優を務めるおねがいシラサギが「So Please」を歌唱。フューチャーベースを彷彿とさせる浮遊感のあるポップなサウンドにマッチする、種崎の澄んだキュートかつアンニュイな歌声。可愛らしさを軸にしつつも役柄や曲調によって大きく声色を変える種崎だが、今回『SPY×FAMILY』で演じるアーニャは、それまでとはベクトルの異なる声質の変化でファンを驚かせている。

【So Please/Nor(ノル)】おねがいシラサギ(CV.種﨑敦美)が歌う【お願い!ランキング】7月OP曲♪

 心が読めるアーニャの視点で、口には出さない感情豊かな独り言のセリフが多く描かれていたり、互いに隠している別の一面が描かれるなど、感情表現や声色が豊富な『SPY×FAMILY』。声優としてだけでなく、歌声も豊かな3人の表現力が存分に生かされている作品だ。

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