BTS、パズルゲーム開発から思い出す「BT21」の制作 “我が子”のように愛するコンテンツへの本気度
2017年に誕生した「BT21」も、『BTS Island: In the SEOM』のように彼らがイチから携わったプロジェクトだった。その開発過程の様子もまたYouTubeチャンネル『BT21 Japan Official』にて「BT21ができるまで」とのタイトルで映像がシリーズ化されている。真っ白なスケッチブックに下書きするところから携わり、プロの技術者たちにアイデアを伝えながら、少しずつ形になっていったキャラクターたち。
名前をつけ、好きな食べ物や弱点などキャラクターの特徴を一つずつ決めていったメンバーからしたら「我が子」と言いたくなるのも頷ける。そんな愛情をたっぷり受けて生まれたキャラクターであることを知るほどに、ARMY(ファン)にも愛着が湧くというものだ。
今回、「BTS、ゲーム開発者になる」エピソード1では、みんなでタイトルを考えるところが映し出された。タイトル案が採用されたメンバーには、特典として「タイトル発案者として名前が表記されること」「ゲーム内でユニークレジェンドスペシャルコスチュームが着用できること」「ゲームキャラクターフィギュアがもらえること」が発表されると、いちプレーヤーとしてもそれぞれゲームを楽しむ予定のメンバーは俄然やる気に。その本気度は、ずっと「BT21」を愛し続けている彼らを見れば疑う余地もない。
結局、SUGAとRMから出た「SEOM(島)」のアイデアがタイトルに採用されることになったが、「決定は僕たちがしたんだから、(名前を)みんな載せよう!」「コスチュームも全員に!」と盛り上がる。そんなところもBTSらしくて微笑ましい限りだ。今後、ロゴやパズル素材の開発シーンも公開されるとのこと。ゲームとしての面白さのみならず、彼らの存在を身近に感じられるという意味でも、プレーを楽しめそうだ
エピソード1では、なんでも器用にこなす黄金マンネ(末っ子)ことJUNG KOOKが「ランキング1位を獲得する」と早々に宣言していたが、メンバーとARMYがゲームのランキングでダイレクトに競い合うなんていう新しい流れも期待できる。これまでなかった新しいコミュニケーションが生まれるという意味でも、このゲームの配信日がより一層待ち遠しい。