あさぎーにょ×竹林亮監督、Vlog映画『グッバイ、コスモス』先行試写会で舞台挨拶 作品に込められたメッセージを明かす

あさぎーにょ×竹林亮、Vlog映画舞台挨拶

 本日3月31日にVlog映画『グッバイ、コスモス』が、あさぎーにょチャンネルにて公開。それに先立ち、3月29日に都内某所で先行試写会および、企画と出演を務めたあさぎーにょと竹林亮監督による舞台挨拶が行われた。

 『グッバイ、コスモス』には、YouTuberのあさぎーにょとその友人@小豆が出演。二人はコラボ動画を撮影する中で、大人になるにつれ周囲の目が気になって好きなものを好きと言えなくなることから、「大人になりたくない」「子どもに戻りたい」と悩みを口にする。その翌朝、二人は子どもの姿になってしまう。当初は戸惑いながらも楽しんでいたが、徐々に大人だった頃の記憶を失い始め、ある事件が起こるというストーリーだ。今作は、これまでも『ハロー!ブランニューワールド』や『Where is My Photo』であさぎーにょとタッグを組んできた竹林亮監督によるもの。

 上映後にはあさぎーにょと竹林監督が登壇。映画がスタートしたきっかけについて、あさぎーにょはこれまでのコラボを振り返りつつ、「このメンバーでしか作れない温かみがある」と語った。また“Vlog映画”の概念について竹林監督は「映画のストーリー構成になっているVlog」と解説。普段のYouTube動画のカメラワークを分析し、フィクションに落とし込んでいき、あさぎーにょの今の悩みを聞いてテーマを決めていったという。今回は@小豆とのコラボ動画(3月30日公開)(※1)を経て、翌日にその続きのような形で本編がアップされる流れになっており、本編から見ても、後からもう一度コラボ動画を見ても楽しめるような内容に。あさぎーにょは「早い段階でシネマチックになっていて、色味も徐々に映画っぽくなっていったり、自撮りから他撮りになるのも早めに切り替えていった」とこだわりを明かし、竹林監督も「Vlog風の他撮りを入れるなど、(Vlog〜映画の)グラデーションを細かくしていった」と頷いた。

 また、子あさぎーにょ(大坂桃香/撮影当時小学1年生)・子@小豆(柚穂/撮影当時小学2年生)については、「大人の二人を連想させるような服装」を意識し、ネイルチップやカバンを作ってもらったり、あさぎーにょが子どもになったら着てみたいと思っていたfrankygrowの服を借りたそう。一方竹林監督は「大人二人の本読みのモノマネをしてもらった」と、あさぎーにょと@小豆に実際に感情を込めて台本を読んでもらった様子を撮影し、それを参考に演技をしてもらったことを明かした。

 また今作は、主題歌にあさぎーにょによる「グッバイコスモス」が起用。映画よりも楽曲が先にできていたそうで、「白いコスモスの花言葉に優美・調和という意味がある。それに“グッバイ”する=自由に、無邪気にできたら」とタイトルに込めた思いを語った。楽曲を聴いて思わず涙ぐんだという竹林監督は、一時期自分の娘があさぎーにょと似た悩みを持っていたことを明かし、「娘が楽しんでくれるもの」を意識して作ったとコメント。あさぎーにょは「他人の物差しを捨てて自分の物差しを持つこと」が映画のメッセージだと語り、「まずは同じ悩みを持つ人に届けたい」と語った。

 Vlog映画『グッバイ、コスモス』は現在公開中。なお楽曲は今後、MVの公開も予定しているという。

※1:https://www.youtube.com/watch?v=99yXz63sa6Q

■作品概要
「グッバイ、コスモス」
公開日時:2022年3月31日(木)20時
公開場所:あさぎーにょYouTubeチャンネル内(https://www.youtube.com/channel/UCqD72KlQed6DB-cPEaEYdEg)
提供:POPPY
出演:あさぎーにょ、@小豆、大坂桃香、柚穂 企画:あさぎーにょ
監督・脚本:竹林亮
脚本協力:夏生さえり
主題歌:あさぎーにょ「グッバイコスモス」
製作:POPPY CHOCOLATE Inc.
制作プロダクション:CHOCOLATE Inc. / 東北新社

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