乃木坂46、『乃木坂46時間TV』でバナナマンと楽曲の魅力語り合う　齋藤飛鳥がタップダンスに挑戦、メンバーによる50m走も

　乃木坂46によるインターネット番組『乃木坂46時間TV』が2月21日から生配信されている。

　2020年6月以来、約1年半ぶりとなる今回の『乃木坂46時間TV』は、乃木坂46のYouTubeチャンネル「乃木坂配信中」にて幕張イベントホールより46時間連続で生中継中。本日、2022年2月22日でデビュー10周年を迎えることを記念するとともに、配信中にチャンネル登録者数100万人達成を番組テーマに掲げている。1万人ごとにメンバーがコスプレをして登場することを公約にしており、75万人達成時には柴田柚菜が綾波レイ（『エヴァンゲリオン』）のコスチューム姿を披露した。

　21日19時からスタートした『乃木坂46時間TV』を、深夜2時頃の「乃木坂人狼」までを1日目とした時に、ハイライトと言えるのは“公式お兄ちゃん”のバナナマンが登場した「ベストソング歌謡祭」だろう。シングル表題曲とアルバムリード曲の全34曲から、バナナマンとメンバーが投票してトップ10を発表する企画で、1位に輝いた「シンクロニシティ」がバナナマンの前でパフォーマンスされた。今回の「ベストソング歌謡祭」ではメンバー（とバナナマン）人気の高い楽曲が最新版としてランキング化されるとともに、メンバーの思い入れがエピソードと一緒に語られる場となった。特徴的だったのは、田村真佑や賀喜遥香、早川聖来、柴田といった多くの4期生が「シンクロニシティ」に投票していたことだ。『日本レコード大賞』受賞曲としても知られる「シンクロニシティ」は、4期生加入前にリリースされた楽曲。賀喜や早川にとってはオーディション応募を後押しするきっかけにあったと明かしていた。

　また、メンバーはもちろんだが、バナナマンの2人が熱量を持って乃木坂46の楽曲について語っていた姿も印象的だった。設楽統が日村勇紀に顔面蹴りをお見舞いしたり、設楽がメンバーの全ての「加入前」に対して職業病のように「カニ美味い」と反応（設楽による天丼の連続から、日村がたまらず「加入前→羽生結弦」に転換）するなど、常に笑いが絶えないスリリングな環境の中で、設楽は3位の「今、話したい誰かがいる」、日村は6位の「僕がいる場所」の歌詞の深さを熱弁。「今、話したい誰かがいる」の2番の歌詞についてのコメントで、設楽が梅澤美波と“シンクロ”する場面もあったほどだ。さらに、設楽はメンバーが外側に広がっていくフォーメーションダンスが好きということから、「シンクロニシティ」にバナナマンの2人が参加。日村は自身が投票した「ごめんねFingers crossed」でセンターを務める遠藤さくらのイントロ顔マネ“逆遠藤”’（日村と遠藤の顔のフォルムが逆であることから）を披露しメンバーの笑いを誘っていた。なお、23日配信の3日目には表題曲以外の「ベストソング歌謡祭」が発表となる。設楽は齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波による映画『映像研には手を出すな！』トリオのユニット曲「ファンタスティック3色パン」を1位に「シークレットグラフィティー」「口約束」の3曲、日村は久保史緒里がセンターを務める「毎日がBrand new day」を1位に「人間という楽器」「狼に口笛を」という愛の詰まった3曲に投票したことが明かされている。