櫻坂46 遠藤光莉、努力家のダンスメンバー 『プレバト!!』単独出演は活躍の第一歩となるか

 そんな遠藤だが、弱点がある。緊張しいなのだ。冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)では制限時間内に問題に答えなければいけないコーナーでパニックになってしまい、結局答えられずに終わってしまう場面が何度かあった。また引っ込み思案で、そこからくる不安がステージ上で表情に出てしまうことも散見された。

 しかし最近の遠藤には、むしろそれをバネに成長し、克服した印象を受ける。2ndシングルのカップリング曲「思ったよりも寂しくない」に参加した彼女からは、ナチュラルな柔らかい笑顔が印象深い。

 「私自身、この楽曲に共感できる部分が多かったんです。特に、私の歌割りでもある『そんな不器用な私のこと見ていてくれる誰かがいる』という歌詞が響きました。私もすごく不器用な人間なので、『ファンの方が見てくださっている』ということを思い浮かべながら歌っていたんです」(※3)とインタビューでも語っている通り、自分のウィークポイントを理解しているからこそ、それを改善し成長できるのだろう。最近は番組でもトークに安定感が出てきている。

 ダンスのほかにも漫画やアニメが好きで、特に好きな漫画は『ワンダンス』。ヒロインをイメージした姿で撮り下ろし企画に参加したこともあった。昨年の抱負には「漫画を仕事に」を掲げていたため、そういう意味でも今回のスプレーアートへの挑戦は、第一歩と言えるだろう。

 趣味や特技を活かし、成長する。そんな遠藤の物語が今年、大きく展開していくはずだ。

(※1)https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/42466
(※2)https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/33314
(※3)https://mdpr.jp/interview/detail/2529013

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