SixTONES、応援しがいのあるグループだと実感した2021年 多方面でのシームレスな活動ぶり

SixTONES

 デビュー2年目を迎えた2021年。シングル・アルバム・DVD/Blu-rayのリリースをはじめ、ライブツアー、映画にドラマ、バラエティ、ラジオと多方面で活躍したSixTONES。知らない世界を見せてくれたほか、たくさんの感動や笑いをもたらしてくれた2021年をダイジェストで振り返ってみたい。

 1月6日に1stアルバム『1ST』をリリース。これまでもシングルやカップリング曲でもジャンルを問わず様々なタイプの楽曲を歌ってきたが、アルバム1作目にしてそのジャンルレスなスタイルを貫き、さらにはユニット曲という新たな魅力、面白さをもたらした。

 1月からライブツアーを行う予定ではあったが配信に切り替えてスタート。のちに有観客で行われた。特筆すべきは、セットリストの全てがSixTONESのオリジナル曲で構成されたライブだったこと。声出しを控えたライブではあったが、ネガティブなことを払拭するかのように熱気に包まれていた。

 またシングルのリリースも途切れることなく続き、2月には『僕が僕じゃないみたいだ』を、8月にはKing Gnu・常田大希が表題曲手掛けた『マスカラ』をリリース。そして2022年1月5日には2ndアルバム『CITY』のリリースを控えている。

SixTONES - 僕が僕じゃないみたいだ [YouTube Ver.]
SixTONES – マスカラ[YouTube Ver.]
SixTONES – 2ndアルバム “CITY” nonSTop digeST

 YouTubeでも様々な展開をみせ、『僕が僕じゃないみたいだ』カップリング曲「Strawberry Breakfast」のMVを公開。8月に3日間連続で配信した、YouTube限定パフォーマンス企画「PLAYLIST –SixTONES YouTube Limited Performance-」もユニークで、楽曲の新たな魅力に触れたほか、フェス入場パス風リストバンドの無料配布まで提供してくれたのもいい思い出。

SixTONES - Strawberry Breakfast
SixTONES – マスカラ [PLAYLIST – SixTONES YouTube Limited Performance - Day.1]

 そして今年5月にグループ結成6周年を迎え、森本慎太郎企画開発部長の声で、SixTONESを祝うスペシャル月間がスタート。そのなかで、彼らのパフォーマンスに携わるスタッフの言葉に感動し、そんな素敵なスタッフに支えられているSixTONESがより愛おしい存在に。

 個々としても活躍が目覚ましく、松村北斗は「僕が僕じゃないみたいだ」が主題歌に起用された映画『ライアー×ライアー』でW主演を務めたのに続き、11月には劇場版 『きのう何食べた?』に出演。また、11月からスタートした連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)での雉真稔役でも大きく話題を集めた。出演の度に雑誌で表紙を飾るった松村。どれも違った表情をみせ、いまにも語りかけてきそうな奥行のある表情が印象的だった。

 バラエティでの活躍ぶりも目を見張るものがあり、髙地優吾がジャニーズ事務所に入所したきっかけとなった番組『スクール革命!』(日本テレビ系)に、現在も変わらずレギュラー出演するほか、4月からはジェシーと田中樹がレギュラー出演する『オオカミ少年』(TBS系)がスタート。また、ジェシー、髙地、田中は朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)で7月のマンスリーゲスト(金曜)として週替りのペアで出演。森本は『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、DASH島にて若手ならではの活躍ぶりをみせたほか、TOKIO不在の放送回を任されたことも。また、岸優太(King & Prince)と共に、米作り一年生として福島で開墾から携わり、先日の放送では収穫したお米を炊いて味わった。視聴者としても、3月からの力を要する作業や、気象や生物要因によって思うように運ばない様子を目にしてきただけに、美味しそうに頬張る姿には胸に迫るものがあった。

 長きに渡って出演し続ける素晴らしさもあれば、新たに声がかかったこと、単発番組でもギャグを飛ばして笑いをもたらしたり、一生懸命にチャレンジしたりとどのメンバーも積極的に番組に参加していた。また、髙地は温泉ソムリエに続き、災害備蓄管理士、キャンプインストラクターの資格を取得していたのも頼もしく、今後なんらかの仕事につながりそうな予感がする。

関連記事