オンラインコンサートでのBTS Vも話題に 着席スタイルでのパフォーマンス、見どころやライブでの演出効果は?

 怪我をしている時だけでなく、ライブ中に様々な場面で使われる椅子。もちろんBTSや東方神起といった韓国グループだけでなく、SixTONES、Snow Man、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEなど、国内のダンスボーカルグループでも椅子を使ったパフォーマンスは多い。

「椅子のようなアイテムがあると体一つのときよりもグッと表現の幅が広がると思います。例えば、ステージに椅子がポツンと登場しただけで観客には“ここからは場面が一転する”という合図にもなる。そんなお約束のアイテムになりつつあるかもしれません。バーにありそうな椅子だと白シャツ・裸足でコンテンポラリーダンスのように踊るイメージ、アンティーク調の大きな椅子だとちょっとオラオラ系で威厳のあるパフォーマンスに、ホテルの一室にありそうな椅子だとセクシーなストーリー展開を連想させるなど、様々なシチュエーションを作ってくれるアイテムです。そうした多彩な演出に使われる椅子ですが、個人的にはそうしたお決まりのパターンを超えるような新しいパフォーマンスが生まれるライブを楽しみにしています。例えば、椅子を使いながらキレッキレに群舞を踊るような。そういった意味でもまだまだ着席パフォーマンスの可能性は広げられる部分ではないかとワクワクしますね」

 着席でのパフォーマンスによって、普段のステージとは異なる一面を見せることができるのもポイントだ。使われる椅子の種類によっても大きく表情が変わる。ライブの中で着席スタイルの場面があったら、ぜひ注目してみてほしい。

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