JO1、BE:FIRST、Da-iCE、なにわ男子……『ベストヒット歌謡祭』初登場の注目ボーイズグループ

 『ベストヒット歌謡祭2021』(日本テレビ系)が11月11日、2年ぶりに放送される。豪華アーティストが揃うが、本稿では今年初登場となるボーイズグループにフォーカスしてみたい。彼らはどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

JO1

 サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生し、2020年3月にデビューした11人組のJO1。今回披露するのは9月15日に配信リリースされ、テレビ初披露となる「Run&Go」だ。キットカットのCMテーマソングにもなっており、耳にしたことがある方も多いかもしれない。同曲は爽やかでポップな楽曲で、メンバーたちのクリアな歌声が存分に楽しめる。また、普段ラップを担当しているメンバーが歌パートを担っているところもポイントだ。さらに番組公式HPのコメント動画を見ると、走るような振りがサビに登場するようで、キャッチーなダンスにも注目したい。

JO1新曲「Run&Go」がCMソングに!フレーバーカラーのメンバー衣装にも注目! 「キットカット」TVCM

 彼らのパフォーマンスのポイントと言えば、ダンスリーダーである川尻蓮を中心にしたまとまりのあるダンス。1人ずつしっかり個性があるのに、11人という大所帯でもバラバラに見えないところが素晴らしい。また、日本の音楽番組はもちろん『KCON:TACT』『M COUNTDOWN』など韓国の音楽番組やイベントを含め、カメラワークを活かしたパフォーマンス経験も十分。コメント動画の中で河野純喜が「一番盛り上げます!」と宣言していたが、デビュー2年目を迎えてさらに洗練された彼らはきっとその言葉を裏切らないはずだ。

BE:FIRST

 11月3日に1stシングル『Gifted.』で待望のデビューを果たしたBE:FIRST。彼らはSKY-HIが主催したオーディション番組『THE FIRST』から誕生した7人組だ。初出演となる『ベストヒット歌謡祭2021』で披露するのは、プレデビュー曲「Shining One」。公式YouTubeにアップされているMVは、2100万回再生(11月9日現在)を超えている大人気のナンバーである。彼らはこれまでにも『スッキリ』や『バズリズム02』(ともに日本テレビ系)などで「Shining One」を披露してきた。その様子はデビュー前のアーティストとは思えないほど高い完成度を誇っていた。

 BE:FIRSTのパフォーマンスを漢字一文字で表すとすれば、「巧」ではないだろうか。歌、ダンス、ラップとどれもよく磨かれており、経験豊富なメンバーが多いダンスはもちろん、天性の声質を持つメンバーも少なくないため歌やラップも非常に魅力的だ。そんな彼らなら、初見の視聴者も惹きつけられそうだ。ちなみに、デビューシングル表題曲の「Gifted.」は「Shining One」と全く違うタイプの楽曲。このギャップを知れば、虜になる人も増えていくのではないだろうか。

BE:FIRST / Gifted. -Music Video-

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