Glass Animals、slowthai、Rina Sawayama…今本当に熱いUKアーティストを紹介!【Kaz Skellingtonのディグリントン第2回】

(3)Rina Sawayama

 新潟生まれ、5歳のときにロンドンに渡ったアーティスト。デビューアルバム『SAWAYAMA』が高く評価され、後にコラボしたエルトン・ジョンも同作を大絶賛。Led Zeppelin、プリンス、マドンナのようなアーティスト以来の衝撃とも評された。Rina Sawayamaは90年代後半、2000年代前半のポップスの影響を受けたキャッチーなメロディ感が特徴。ブリトニー・スピアーズ、NSYNC、TLC、宇多田ヒカルなどを彷彿とさせるものがある。楽曲の内容もアジア人や女性、LGBTQ+に対するステレオタイプ、世間的なスティグマに対して声を上げているもの、リスナーをエンパワーするような楽曲が多い。

 また、Rina Sawayamaの楽曲をプロデュースしているClarence ClarityというUKのプロデューサー・アーティストにも注目したい。Clarence Clarityはレディー・ガガ『Dawn of Chromatica』リミックスアルバムにも参加。海外の大手メディア・The Guardianによれば彼の曲は「蜂の大群によって奏でられたファンクミュージック」だと形容されている。ダーク、エレクトロ、ファンク、かつポップ。UKやLAで新たなムーブメントとして成長しているハイパーポップのプロデューサーとしても活躍が期待されており、Rina Sawayamaと併せてチェックしておきたいアーティストである。

<オススメ曲>
・「Alterlife」
・「STFU!」
・「XS」
・「We Out Here」

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