平手友梨奈、長濱ねる、今泉佑唯、佐藤詩織……各分野で活躍する櫻坂46(旧:欅坂46)卒業メンバーの進路
櫻坂46の守屋茜と渡辺梨加がグループからの卒業を発表した。守屋は自身のブログにて「挑戦してみたい事、叶えたい夢がまだ沢山ある」と今後の道について綴り、渡辺も「新しい場所で、新しい事にチャレンジして行きたい」と思いを明かしている。
櫻坂46の前身グループである欅坂46結成から約6年。節目節目で多くのメンバーがさらなる夢を追いかけグループを離れることを決断してきた。その代表格と言えるのが平手友梨奈だ。
2020年3月に自身の公式サイトを開設。ソロアーティスト/俳優/モデルと欅坂46所属時からの勢いを落とすことなく、むしろその姿勢は前かがみに加速し続けている印象だ。アーティストとしては、「ダンスの理由」「かけがえのない世界」と2枚のデジタルシングルをリリース。グループ時代から「角を曲がる」や平井堅との「ノンフィクション」など、表現者として見る者を圧倒してきた平手が、ソロとして制作にも携わり、彼女だけの世界観を体現している。
俳優としても映画『さんかく窓の外側は夜』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』、ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)、Mrs. GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」のMVに出演。年末には主演を務めるドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』(NHK総合)の放送が控えている状態だ。平手は女性騎手というにとって初めての役柄に挑戦する。ほかにも雑誌の表紙を飾り、ハーゲンダッツのCMでは小さな幸せに微笑みを浮かべる。さらには、『SCHOOL OF LOCK!教育委員会』(TOKYO FM)内で再びパーソナリティを務めるラジオの箱番組『平手LOCKS!』がスタートしたりと、あらゆる面で枚挙に暇がない一人である。
平手とはまた違ったベクトルで忙しない日々を送っているのが、長濱ねる。2020年7月7日に電撃的に芸能界復帰を果たした彼女は、『セブンルール』(フジテレビ系)のレギュラーをはじめ、主にタレントとして活躍している。連載開始から1年が経過した雑誌『ダ・ヴィンチ』掲載の「夕暮れの昼寝」、『POP OF THE WORLD』(J-WAVE)のメインナビゲーター、『legato ~旅する音楽スタジオ~』(MUSIC ON! TV)でのVJ、今夏には指原莉乃から受け継ぐ形で『TOKYO IDOL FESTIVAL 2021』のチェアマンに就任。好奇心の赴くまま、より自然体でいるのが今の長濱だ。