木村拓哉、約2年ぶりニューアルバム『Next Destination』リリース 山下達郎×真島昌利による新曲「MOJO DRIVE」公開
木村拓哉が、約2年ぶりとなる2ndアルバム『Next Destination』を2022年1月19日にリリース。同アルバムより新曲「MOJO DRIVE」が公開された。
今回リリースするアルバムのタイトル“Next Destination”には、「2022年はきっと新しい時代に変わるスタートを切れる年になると信じて、Next Destination(次の目的地)へみんなで希望を持って向かおう」といった木村の想いが込められているという。
また、アルバム収録楽曲「MOJO DRIVE」は、山下達郎が作曲を、真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)が作詞を担当した1曲。山下は前作アルバムリリースの際に木村のワンマンライブ東京公演に来場し、終演後本人同士で会話をする機会があり、そこで山下から「木村くんはバリトンヴォイスで歌ったほうがより色気のある歌になるよ!」とアドバイスをしたことがきっかけとなった。同年夏頃に木村側から山下への楽曲提供を打診したところ快く快諾。楽曲制作の中で真島の起用は山下側からの提案により採用されたという。
レコーディング時には山下自らが木村の歌のディレクションも行いながら進行。ボーカルレコーディングも終わり、別日にコーラスを入れる作業を山下、真島の二人で行なっている時に、今度は木村がたまたま仕事が早く終わり、コーラス録りをしていることをスタッフから聞きつけ、サプライズでスタジオに登場。ここで初めて真島とも直接会うことができたという。歓迎ムードの中、今度は山下から「せっかくきたからコーラス、木村くん一緒に入れよう」と提案され、急遽3人でブースに入りコーラス録りを行なった。この曲以外にも山下、真島コンビからは、さらにもう1曲提供されることも山下のコメントで明らかとなっており、楽曲は後日解禁される。
あわせて、楽曲「MOJO DRIVE」のメイキング映像も解禁。楽曲タイトルの“MOJO”の由来は“物や人にもともと備わっている力”転じて“パワー・生命力”といった神秘的なものといった非常に多面性のある言葉を持つ魅力が込められている。木村自身がもともと持っている生命力やパワー、内面から溢れ出るオーラのようなものを表現するために真島がタイトルを考えたという。本日公開となったメイキングビデオの一部では、木村の撮影前の等身大の姿や、久しぶりに全力で歌唱する姿を見ることができる映像となっている。
また、本日よりアルバム特設サイトもオープン。本作品に関する情報や追加の楽曲提供アーティストなどは後日発表される。
木村拓哉コメント
次の目的地へ一歩を踏み出そう!
初のオリジナルアルバムリリースから2年近く。コロナ禍という思いがけない状況の中、自分ができることは何かを考え続けてきた日々でした。そして〝今、どんな覚悟が必要なのか〟を自分自身に改めて問い掛け、スタッフとも話し合う中で、新しいアルバム制作に向けて始動したいと思い始めました。
周囲を見渡してみると、感染防止対策のための制限がある中で思うように動くことができず、それでも新たな方向性を模索しているアーティストの方々の姿がとても印象的でした。その前向きなパワーに感動をもらうのと同時に沸き起こってきたのは、〝以前のような形に戻ったら…と願うより、今はとにかく次の目的地に向かって新たな一歩を踏み出そう〟という思いです。
タイトルの『Next Destination』(次の目的地)には、そんな僕自身の気持ちと決意を込めています。
このアルバムを引っ提げ、今、可能な方法を見つけて、できれば楽しく騒げるライブも実現させたいと思っています。
行くしかないっしょ!
次の目的地を一緒に目指しましょう。
山下達郎コメント
木村くんとは25年以上の長いお付き合いですが、実は私、彼のスッピンの歌声をほとんど聞いたことがありませんでした。初ソロ・ライブにて、意外にもバリトン・ヴォイスであることが判明。好きな音楽がオルタナ系、ハード・ロック系なことは、かねてより聞き及んでおりましたので、それならこんな曲はいかがかと思い、書き上げた2曲。オジさんリズム・セクションが総がかりで取り組みました。真島昌利さん(ザ・クロマニヨンズ)の歌詞にもご注目を。今までにない木村くんの新境地が引き出せたと思います。真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)コメント
「魂のエンジン全開!今夜、アロコス辺りへMOJO DRIVE!
ぶっ飛ばしていこうぜ、ロックンロール!」
■リリース情報
『Next Destination』
2022年1月19日(水)リリース
■特設サイトURL
takuya-kimura.jp