真島昌利の記事・ニュース・画像一覧
(5件)
難しいことを難しく言うのは簡単で、平易な表現に深みや含蓄をもたせるのは難しい。だから難解な哲学書より優れた童話を書ける方が凄いように思う。そういう意味で、真島昌利は哲学書でなく童話を書ける人だ。
誰もがわかる平易な言葉と素直なメロで唄われる叙情的な詞は、何となく書き綴った落書きのような気やすさでポンと耳に入ってくるが、それはいつしか強烈な切なさを伴いながら、胸の中のもっともナイーヴな部分をかき乱す。
彼が最初にソロ・アルバム『夏のぬけがら』をリリースしたのは89年。ザ・ブルーハーツが解散し、ザ・ハイロウズが結成されたのが95年だから、これはザ・ブルーハーツのギタリストとしてのソロ作品ということになる。最近はホーンを導入した軽快なテンポ感のも多くなってきているので、ナイーヴさや叙情性、ある種の郷愁をもっとも強く感じさせるのはこの作品かもしれない。
その後もマイ・ペースに作品をリリースし続けているが、1stシングル「アンダルシアに憧れて」を近藤真彦が唄ったり、ロンドンブーツの「岬」の詞・曲を手がけるなど、他者への楽曲提供もおこなっている。
THE COLLECTORS 加藤ひさしが語る、現状を歌うことの必要性「その時代その時代を歌ってこそロックだと思う」
マーシー、新型コロナウイルス禍で変わってしまった世の中でギターを響かせてくれ、という願いを、軽やかな8ビートに乗せた「お願いマー…
THE COLLECTORS、新アルバムより「お願いマーシー」MV公開 真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)が特別出演
THE COLLECTORSが、11月18日にリリースするニューアルバム『別世界旅行〜A Trip in Any Other W…
ザ・ブルーハーツ、活動のピークの瞬間を捕らえた幻の写真集が復刻
ザ・ブルーハーツの写真集『復刻版 ザ・ブルーハーツ写真集』(リットーミュージック)が、1月23日に発売される。 「リンダリン…
私たちは客席でどう「映り込む」べきなのか? 兵庫慎司がライブ現場から考える
佐野元春がデビュー35周年を記念して、2015年12月から2016年3月にかけて行ったアニバーサリー・ツアーのファイナル、3月2…