NiziU RIKU&NINA、自身の武器を磨きながら成長続ける2人 ユニークなキャラクターで愛される“ツッコミ&末っ子”コンビ
NiziUがファン待望の1stアルバム『U』を、11月24日に発売する。同作には、配信から半年でストリーミング再生累計2億回を突破したプレデビュー曲「Make you happy」をはじめ、オリコン週間シングルランキングやBillboard JAPANの総合ソング・チャートで1位を獲得した2ndシングル『Take a picture/Poppin' Shakin'』収録曲や、コカ・コーラのCMソングとしてもお馴染みの「Super Summer」など全12曲が収録される。
メンバー決定以前より世界中から注目され、リリースする楽曲が軒並みスマッシュヒットを記録するNiziU。コロナ禍で活動が制限される中でも彼女たちが常に注目される理由、それは新たな情報が公開される度にアップデートされる個性だろう。9人全員が揃っても誰一人として埋もれることはなく、むしろ互いの魅力を際立たせる力を各々が持っている。今回は特に、他のメンバーと並んだ際にも強く光り輝くRIKUとNINAの個性を取り上げたい。
まずはRIKUだが、彼女はオーディションの地域予選でJ.Y. Parkから「ダンスと歌の実力は全体的にみると優れている方ではありません」と厳しい評価を受けていたことを覚えているだろうか。これに対して意外だと思う方も多いだろう。なぜならRIKUは東京合宿におけるダンス・ボーカルテストの結果はどちらも上位を獲得し、最終順位2位でメンバー入りを果たしているからだ。そんな彼女の当初の課題は、真面目であるが故に、正確に歌ったり踊ったりしようと一生懸命になりすぎるところにあった。しかし、その“真面目さ”を武器に努力を重ね、ミッションの度に驚くべき成長を見せる。
もともと空手で鍛えられた体幹と、ピッチが安定した歌声を持つRIKU。NiziUの公式TikTokで上げられているダンスチャレンジ動画などを見ると無駄な動きが一つもなく、重心もブレていないことがよく分かる。J.Y. Parkからの指導を受けて楽曲の世界観を届ける表現力を身につけ、現在のRIKUはNiziUの支柱としてグループのパフォーマンス力向上に寄与しているのだ。またステージ以外では、場の空気を和ませる存在となるRIKU。絶対的リーダーながらもどこか天然なMAKOや、ふわふわとした雰囲気のAYAKAなど、“ツッコまれキャラ”が多いNiziUの中で、RIKUは唯一の“ツッコミキャラ”と言っても過言ではない。笑顔でファンの声を代弁し、切れ味のあるツッコミを入れてグループを盛り上げている。