TOMORROW X TOGETHER、グループのさらなる目標明かす 「同年代の皆さんの心を誰よりも代弁できるアーティストに」

TXT、オンラインショーケースレポ

 韓国の5人組ボーイズグループ TOMORROW X TOGETHERが8月17日、2ndリパッケージアルバム『THE CHAOS CHAPTER: FIGHT OR ESCAPE』発売記念メディアショーケースをオンラインで開催。アルバムにまつわるトークをはじめ、「LO$ER=LO♡ER」ステージパフォーマンスが初披露された。

TOMORROW X TOGETHER

 TOMORROW X TOGETHERは、SOOBIN、YEONJUN 、TAEHYUN、BEOMGYU、HUENING KAIによる5人組ボーイズグループ。今年発売した2ndフルアルバム『The Chaos Chapter: FREEZE』は、アメリカ・ビルボード200で5位、オリコン週間アルバムチャートで1位を記録。発売初週にオンラインアルバム販売数が63万枚を突破し、ビルボード200に9週連続でチャートインするなど、2021年全世界が注目するグローバルアーティストとなった。

 今作はジャスティン・ビーバーやザ・ウィークエンドを手がけたビリー・ウォルシュをはじめ、セレナ・ゴメスやテイラー・スウィフトと作業したルイス・ベルなど、有名音楽プロデューサーが参加。さらに「LO$ER=LO♡ER」のギターセッションには、The Rolling Stonesのギタリスト キース・リチャーズからプレゼントされたのギターが使われるなど、豪華な制作陣と華やかな背景をもつ作品になっている。


 メンバーは黒のお揃いの衣装で登場し、BEOMGYUは「新しい姿をお見せしたくて、3カ月ぶりに戻ってきました」と挨拶。5月に2ndフルアルバムを発表してから短期間でのカムバックとなる今作。タイトル曲「LO$ER=LO♡ER」についてTAEHYUNは「世の中の視点ではルーザー(LO$ER)にように見えても、君にとってはお互いを救い合うラバー(LO♡ER)になりたいという少年の心を表現しました」と解説。初披露となるパフォーマンスは、エモポップ・パンクナンバーを、5人の感情的な表情とエネルギッシュなダンスで表現。また、指でLの文字を作ってLO$ERとLO♡ERを表現する、誰でも真似をしたくなるような振り付けも印象的だった。

 今回のアルバムには、5人が作詞した初めてのファンソング「MOA Diary (Dubaddu Wari Wari)」を収録。SOOBINは同曲について「TOMORROW X TOGETHERらしい曲を作ろうと、僕たちの率直な心を込めました」と曲に反映したファンへの特別な思いを語った。また、「Anti-Romantic」は、ビルボード・ワールドデジタルサウンドのチャートに7回もランクインし、この楽曲を音源にしたTikTokコンテンツは10万件を超えるなど、多くの人に愛されている。HUENINGKAIは、同曲について「恋はしたいけど、その一方にある怖くて不安な感情に多くの方が共感している」と述べた。

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