WATWING、高いパフォーマンス力とキャッチーな楽曲で大きく羽ばたく　メジャーデビュー発表したワンマンライブレポ

　そんなサプライズ発表の後は、お揃いのチームジャンパーに着替えて颯爽と登場し、髙橋からの「メジャーデビュー決定しました！　これから世界へ、遠くへ羽ばたいていきたいと思います。2019年6月に結成して、みんなで切磋琢磨して、時にはぶつかってケンカした日々を積み重ねて今に至ります。ここまで来られたのは、スタッフとファンの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。僕たちはずっと“ファンを応援する存在でありたい”と言っていますが、そういう存在になれているか、まだわかりません。でも、僕たちには東京ドームに行って、5万人のみんなの前でライブをしたいという夢があります。その道のりをこれからも一緒に歩んでいけたらいいなと思っています」という報告の後、メジャーデビューEP『Take off,』のリード曲となる「HELLO WORLD」を初パフォーマンス。会見で古幡が「1度聴けば口ずさめる曲」、八村が「“僕と君を繋ぐ”がコンセプト。すぐ口ずさめて、振りも真似して繋がれる」と言った、爽やかでキャッチーなポップチューンだ。BTSの「Butter」の振付にも参加しているダンスクルー・GANMIが振付を手掛けているそう。さらに、八村の「Windy（WATWINGファンの呼称）、これで終わりじゃないぞ！　メジャーデビューEPからもう1曲やります！」という雄たけびと共に、新曲「Spark!!」も初披露され、ファンには幾重にも嬉しいサプライズとなった。

　会見では、「ライブはやっていますが、（感染症対策でオーディエンスの声出しが禁止されているため）一度もファンの方の歓声を聞いたことがないので、自分たちのパフォーマンスがちゃんと届いているのか不安になる時も……。でも、メジャーデビューできるというのは頑張ってきたことが0ではなかったということ。嬉しかった」と、コロナ禍でデビューしたアーティストとしての切なる想いも吐露していたが、ライブの最後に古幡が「9月にメジャーデビューを果たし、ここからまた新たな一歩を踏み出します。これまでも、そしてこれからも変わらずにWATWINGでい続けます。Windyのみなさんに、これからも素晴らしい景色を見せていくので、付いてきてください！」とファンに呼びかけ、全員でWを模ったWATWINGポーズを高らかに掲げた。

■セットリスト
1.BREAK OUT
2.SHELLY
3.With you
4.MAGIC
5.Runway
6.Shooting Star
7.ING
8.HELLO WORLD（新曲）
9.Spark!!（新曲）
10.Only One Life

WATWINGオフィシャルサイト：https://www.horipro.co.jp/watwing/